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Wind Shear Model

ウィンド シアー条件を計算する

  • Wind Shear Model block

ライブラリ:
Aerospace Blockset / Environment / Wind

説明

Wind Shear Model ブロックは、航空宇宙モデルにウィンド シアーを追加します。この実装は、軍事仕様 MIL-F-8785C [1] の数学的表現に基づいています。

端子

入力

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高度。指定された単位でスカラーとして指定されます。

データ型: double

方向余弦行列。平面地球座標をボディ固定軸座標に表す 3 行 3 列の行列として指定されます。

データ型: double

Output

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平均風速。指定された単位で、DCM 入力と同じボディ座標参照の 3 要素ベクトルとして返されます。

データ型: double

パラメーター

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ウィンド シアー単位は次のように指定します。

単位高度
Metric (MKS) メートル/秒メートル
English (Velocity in ft/s) フィート/秒フィート

English (Velocity in kts)

ノットフィート

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: units
: 文字ベクトル
値: 'Metric (MKS)' | 'English (Velocity in ft/s)' | 'English (Velocity in kts)'
既定の設定: 'Metric (MKS)'

飛行フェーズ。次のように指定します。

  • カテゴリ C - 最終飛行フェーズ、軍事仕様 MIL-F-8785C で指定されています。

  • Other

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: phase
: 文字ベクトル
: 'Category C - Terminal Flight Phase' | 'Other'
既定の設定: 'Category C - Terminal Flight Phase'

地上 6 メートル (20 フィート) の高さで測定された風速 (スカラー値として指定)。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: W_20
: 文字ベクトル
: scalar
既定の設定: '15'

地上 6 メートル (20 フィート) の高さにおける風向。地球の x 軸 (北) の方向から時計回りの度数でスカラーとして指定します。風向は風が吹いてくる方向として定義されます。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: Wdeg
: 文字ベクトル
: scalar
既定の設定: '0'

アルゴリズム

ウィンド シアーの大きさは、高度の関数としての平均風のプロファイルと地上 20フィート(6 メートル) で測定された風速の次の式で与えられます。

uw=W20ln(hz0)ln(20z0), 3ft<h<1000ft

ここで、uw は平均風速、W20 は高度20フィートでの測定風速、h は高度、z0 はカテゴリー C の飛行段階では 0.15フィート、その他のすべての飛行段階では 2.0フィートに等しい定数です。カテゴリーCの飛行段階は、参考文献[1]では離陸、進入、着陸を含む最終飛行段階と定義されています。

平面地球軸座標系で得られた平均風速は、ブロックに入力された方向余弦行列 (DCM) を乗算することで、ボディ固定軸座標に変換されます。ブロック出力は、機体固定軸における平均風速です。

参照

[1] U.S. Military Specification MIL-F-8785C, November 5, 1980.

拡張機能

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C/C++ コード生成
Simulink® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

バージョン履歴

R2006a より前に導入