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getPathFilters

リンクレベル MIMO フェージング チャネルのパス フィルター インパルス応答の取得

説明

pathFilters = getPathFilters(channel) は、リンクレベルの多入力多出力 (MIMO) フェージング チャネル channel のパス フィルター インパルス応答を返します。完全なチャネル推定を再構築するには、チャネル オブジェクトによって返される出力引数 pathGains と一緒に pathFilters を使用します。

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チャネル インパルス応答を再構築し、TR 38.901 の Section 7.7.1 の遅延プロファイル CDL-D を使った Clustered Delay Line (CDL) チャネル モデルのパス フィルターを使用してタイミング オフセット推定を実行します。

nrCDLChannel System object を使用して、チャネル構成の構造体を定義します。遅延プロファイル CDL-D、遅延スプレッド 10 ns、および UE 速度 15 km/h を使用します。

v = 15.0;                    % UE velocity in km/h
fc = 4e9;                    % carrier frequency in Hz
c = physconst('lightspeed'); % speed of light in m/s
fd = (v*1000/3600)/c*fc;     % UE max Doppler frequency in Hz
 
cdl = nrCDLChannel;
cdl.DelayProfile = 'CDL-D';
cdl.DelaySpread = 10e-9;
cdl.CarrierFrequency = fc;
cdl.MaximumDopplerShift = fd;

送信アレイを [M N P Mg Ng] = [2 2 2 1 1] として構成します。これは、2 行 2 列のアンテナ アレイ (M=2、N=2) を備え、かつ偏波角 P=2 である 1 つのパネル (Mg=1、Ng=1) を表します。受信アンテナ アレイを [M N P Mg Ng] = [1 1 2 1 1] として構成します。これは、同じ場所に配置された交差偏波アンテナの単一のペアを表します。

cdl.TransmitAntennaArray.Size = [2 2 2 1 1];
cdl.ReceiveAntennaArray.Size = [1 1 2 1 1];

8 つのアンテナでサブフレーム時間 1 のランダムな波形を作成します。

SR = 15.36e6;
T = SR * 1e-3;
cdl.SampleRate = SR;
cdlinfo = info(cdl);
Nt = cdlinfo.NumTransmitAntennas;
 
txWaveform = complex(randn(T,Nt),randn(T,Nt));

チャネルを介して入力波形を送信します。

[rxWaveform,pathGains] = cdl(txWaveform);

チャネル フィルター処理で使用されるパス フィルターを取得します。

pathFilters = getPathFilters(cdl);

nrPerfectTimingEstimate を使用してタイミング オフセット推定を実行します。

[offset,mag] = nrPerfectTimingEstimate(pathGains,pathFilters);

チャネル インパルス応答の大きさをプロットします。

[Nh,Nr] = size(mag);
plot(0:(Nh-1),mag,'o:');
hold on;
plot([offset offset],[0 max(mag(:))*1.25],'k:','LineWidth',2);
axis([0 Nh-1 0 max(mag(:))*1.25]);
legends = "|h|, antenna " + num2cell(1:Nr);
legend([legends "Timing offset estimate"]);
ylabel('|h|');
xlabel('Channel impulse response samples');

Figure contains an axes object. The axes object contains 3 objects of type line. These objects represent |h|, antenna 1, |h|, antenna 2, Timing offset estimate.

入力引数

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MIMO フェージング チャネル。nrCDLChannel または nrTDLChannel の System object™ として指定します。オブジェクトは、TR 38.901 の Section 7.7.1 と Section 7.7.2 でそれぞれ規定されているリンクレベル MIMO フェージング チャネルを実装します。

出力引数

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パス フィルターのインパルス応答。Nh 行 Np 列の実数の行列として返されます。ここで、

  • NH は、インパルス応答のサンプルの数です。

  • Np は、パスの数です。

行列の各列には、遅延プロファイルの各パスに対するフィルターのインパルス応答が格納されます。

データ型: double

参照

[1] 3GPP TR 38.901. “Study on channel model for frequencies from 0.5 to 100 GHz.” 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network.

拡張機能

C/C++ コード生成
MATLAB® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

バージョン履歴

R2018b で導入

参考

オブジェクト