エンジン制御ソフトウェアの開発効率・製品価値向上への挑戦
株式会社IHI 坂井 俊哉
IHIは日本のジェットエンジン生産の60~70%を担うリーディングカンパニーとして最先端技術を生かした航空機向けジェットエンジンの研究開発を進めている。エンジン制御ソフトウェアの設計においては、Model-Based Designによる設計プロセスを積極的に導入することで設計効率および品質の向上に大きく貢献している。さらなる設計効率の向上を目指して、設計・実装・検証の全プロセスにおいてシームレスに利用可能なツール群の適用を検討している。本講演では、MathWorks社ご支援のもとに実施したSimulink®プロダクトファミリーを活用したModel-Based Designプロセス構築の事例について紹介する。
公開年: 2022 年 6 月 2 日