ビデオの長さ 2:03:54

5Gが変える今、そして未来 ~自動車業界向けローカル5Gセミナー~

概要

アメリカ・韓国を皮切りに世界各国で導入され、日本でも商用化が開始された次世代通信規格5G。

4Gまでとは異なり、5Gはビジネスを劇的に変えるといわれています。また企業や地方自治体等が自ら地域や産業の個別のニーズに応じて、柔軟に5Gシステムを構築することができるローカル5Gが注目されています。

この5G/ローカル5Gをより深く理解するために、第5世代モバイル推進フォーラム(5GMF)の「地域利用推進委員会」にて、総務省でローカル5Gの検討をリードされている三瓶政一 委員長をお招きして、ご講演頂けることになりました。

すでに始まっている5Gが今をどう変えているか?また、未来をどう変えていくか? MathWorksの技術解説とともにご紹介します。

00:00 ローカル5Gの動向と社会システムの変革へ向けての対応

36:34 MATLAB による電波伝搬シミュレーションと可視化

1:07:05 5Gシミュレーション自動車への適用

1:37:53 講演者との交流セッション

※本ビデオは、2020年9月7日に実施したライブ配信の録画です。

アジェンダ

時間 タイトル

14:00-14:05 

開会挨拶

14:05-14:50

ローカル5Gの動向と社会システムの変革へ向けての対応

大阪大学 工学研究科 電気電子情報通信工学専攻 教授 三瓶 政一

5Gは、本格的なIoTサポートを目指したセルラシステムであるが,そのような5G技術を自営通信システムに投入し、展開することを目的としたローカル5Gも準備も進められている。ローカル5Gは、社内情報を公衆通信ネットワークからは独立して運用したいという大規模スマートファクトリ、セルラネットワークがカバーできていない地域において、例えば防災のために動画監視を導入したり、地域住民サービスを充実させるなど、ユーザの視点からのネットワーキング需要に応えるといったサービス展開を目的としたものである。

本講演では、無線アクセス技術として高い性能を有する5G技術について説明した後、ローカル5Gが我々の生活や社会システムに対してどのように関係してくるのか、さらにビジネスとしてどのような展開が想定されるのかについて説明する。

※講演40分、Q&A5分を予定しております。

14:50-15:25

MATLAB による電波伝搬シミュレーションと可視化

MathWorks Japan アプリケーションエンジニア 田中 明美

ローカル5Gのユースケースにもなっている完全自動運転やスマートシティ実運用などに向け、自動車業界でも様々地域で電波強度の測定が行われております。

しかしながら、全てのエリアでの測定は非現実的な上に、天気や時間による人の密集度、使用する周波数などの条件によっても受信強度が左右されるため、時間とコストを抑えつつ、信頼度やロバスト性を担保したシステム構築には、シミュレーションの活用は不可欠と考えられます。

そこで、このセッションでは、測定データの可視化と、建物や気象を考慮した電波伝搬シミュレーションについて、例題を用いてご紹介します。

※講演30分、Q&A5分を予定しております。

15:25-15:35

休憩

15:35-16:10

5Gシミュレーション自動車への適用

MathWorks Japan アプリケーションエンジニア 初井 良治

5G(通信)は、今後自動車業界にも広く使われてくる技術であり、通信機器を車載で活用する機会は今後増えてくると考えられています。

たとえば、5G/LTEの機器開発では、スループットシミュレーションは一般的な評価指標ですが、アンテナの解析では、アンテナの指向性特性評価でした。安定的な受信の為には、車載アンテナの性能向上は不可欠であり、今後はスループット解析の必要性も出てくると考えます。 

また、今後の自動運転では、V2X通信を活用して、自車センサーだけではなく、より高度なセンサーとして、外部からの情報の利用も検討されています。

本セッションでは、MATLABを使用した5Gのシミュレーションについて、以下を中心にご紹介します。

・5G概要

・電波伝搬を考慮した5G/LTEスループット解析

・車載アンテナ特性を考慮した5G/LTEスループット解析

・車車間でのセンサーフュージョン

※講演30分、Q&A5分を予定しております。

16:10-16:40

講演者との交流セッション

基調講演の三瓶先生へ、MWの講演者と産業界のお客様数名が5Gについて掘り下げたお話を伺います。

録画: 2020 年 9 月 7 日