SimEvents

キュー、サービス、およびルートのモデル化

エンティティとメッセージを生成および破棄します。エンティティをキューに保存したり、“サービス時間” で処理します。ブロックを使用してエンティティをモデルにルーティングし、1 つ以上の属性を使用してデータをエンティティに付加します。イベントレスポンスを作成し、[Event Action] タブで管理します。

リソース割り当てのモデル化

バッチ処理を使用してリソースをグループ化します。Resource Pool ブロックを使用してリソースを指定し、Resource Acquirer ブロックで、使用するリソースを特定した後、Resource Releaser ブロックを使用してリソースを解放します。複数のシミュレーションを実行してモデルを最適化します。

シミュレーション、デバッグ、および可視化

モデルをシミュレーションしてデバッグします。カスタムの可視化ツールを作成するか、または既存のツールを組み込んで、エンティティのアクティビティの可視化、キューのコンテンツの確認、およびプレゼンテーション ツールの開発を行います。

統計、データ解析、および可視化

出力統計を表示して、平均サービス時間などの測定値を監視および集約します。可視化することにより、ブロックの動作およびブロック間のエンティティの移動を把握します。Sequence Viewer を使用して、メッセージ、イベント、およびエンティティを可視化します。

Simulink とのインターフェイス

時間ベースのシステム用に Simulink モデルを作成します。イベントベースの SimEvents モデルと組み合わせます。これにより大規模なハイブリッドシステムを作成してシミュレーションします。

ブロックのオーサリング

ランダムなエンティティ生成やランダムなサービス時間など、すぐに使用できる設計パターンをモデルに組み込みます。MATLAB Discrete-Event System ブロックおよび Discrete-Event Chart ブロックを使用して、カスタムの動作を作成します。

アプリケーション

特定用途のアプリケーションのモデル化とシミュレーションの例をご覧ください。

「Simulink と SimEvents を使用してモデルを構築し、コンピューター クラスターで離散イベント シミュレーションを実行したことにより、開発と実行にかかる労力を最小限に抑えつつ、F-35 の機体性能を最大限に高めるための多くの機会を迅速に特定することができました。」

Justin Beales, Lockheed Martin