統合開発環境MULTI

統合開発環境 MULTI^® は、組み込みソフトウェアアプリケーションの開発、最適化、テストのための統合環境です。MULTI により様々なターゲットプロセッサのクロスコンパイルやリモートデバッグが可能になります。MULTI はプロジェクトビルダー、マルチコアソースレベルデバッガ、パフォーマンスプロファイラ、ランタイムエラーチェッカー、グラフィカルコードブラウザ、テキストエディタ、ランタイムライブラリ、ボード初期化、インストラクションセットシミュレータ、バージョン管理システムの機能を提供します。

Green Hills の C、C++、EC++、Ada95、Fortranの最適化コンパイラは高品質なコードを生成します。異なる言語で書かれたコードを実行することが可能です。これらの高度な最適化コンパイラは同じグローバルオプティマイザとコードジェネレータを使用しています。コードはモジュール毎やファンクションレベルで、高速で最小のコードサイズになるよう最適化されます。

Simulink^® Coder™ と Embedded Coder^® を用いて、MULTI のコンパイラがARM、Blackfin、PowerPC、V850などのターゲットプロセッサへ最適化された組み込みバイナリに変換できるソースコードが自動生成されます。MathWorks の Embedded Coder を用いて、MULTI デバッガで実行される自動生成コードをテストハーネスとして Simulink での Processor-In-Loop テストを実行することが可能です。