InSAR処理をMATLABで行いたい

4 ビュー (過去 30 日間)
Ryosuke KIJIMA
Ryosuke KIJIMA 2019 年 12 月 17 日
コメント済み: Ryosuke KIJIMA 2019 年 12 月 23 日
InSAR処理をMATLABで行いたいのですが、
どんなアルゴリズムを使えばいいか?
どんな手順を踏むのか?
挿入する画像のファイルの形式は何か?
わからないことだらけです。
何か手ほどきをお願いいたします。
  7 件のコメント
Shunichi Kusano
Shunichi Kusano 2019 年 12 月 20 日
なるほど。ご事情はわかりました。
細かいことはこの掲示板で出来るものでもないと思いますので、ざっとロードマップみたいなものを書いてみたいと思います。
干渉解析までもっていくまでの処理工程ですが、
1.PALSAR-2データの読み込み
2.干渉させる2画像のコレジストレーション
3.干渉位相の計算
4.軌道の違いに由来する位相成分の除去
(差分干渉位相の場合は下記も必要)
5.デジタル標高モデルの入手(以下DEM)
6.DEMをスラントレンジに投影に投影し、衛星画像とコレジストレーション
7.標高に起因する位相成分を推定
8.4の位相から7を引き去る
指導教員の方と相談して進めていただければと思いますが、1はPolSARPro使ってもいいのではないかと思います。
2は、2画像の相互相関を計算してマッチングします。
3は、そのままです。
4は、厳密にやろうとすると地球を楕円体と見立てて、衛星軌道から各画素までの角度の計算が必要になります
5は研究用途でしたら地理院からダウンロード
6は、衛星軌道とDEMから伝搬距離を求めてルックアップテーブルを作ってから、DEMをスラントレンジに投影します
7はそのままです。
8もそのままです。
何と言いますか、技術的なキーワードはちりばめましたが、特別なアルゴリズムが必要となるわけではなく、掛け算割り算を組合わせて、処理をひたすら積み上げていくしかありません。
まずは理論面がわからないと、どんな処理書けばいいのかもわからないと思います。研究室に干渉SARの教科書があるのではないかと思いますので、そちらで勉強してみてください。干渉位相とか軌道(標高)の違いに由来する位相成分の式は全部出ていると思います。webにもあります(キーワード:軌道縞、地形縞)。
ここまで書きましたが、私も指導教員の方の意図がわかっているわけではありませんので、上全部やるとやりすぎとなるかもしれませんし、やはり不明な点はどんどん指導教員に聴いていくのがいいかと思います。
Ryosuke KIJIMA
Ryosuke KIJIMA 2019 年 12 月 23 日
ご丁寧な返信ありがとうございます。
とても助かります。ひとつひとつ調べて実際に手を動かして取り組んでいきます。

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