SimulinkのDMRファイルが一時ディレクトリに生成される問題を管理する方法はありますか?
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MathWorks Support Team
2024 年 11 月 7 日
編集済み: MathWorks Support Team
2024 年 11 月 28 日
Simulinkで複数のシミュレーションを実行すると、一時ディレクトリ(「Temp」や「tmp」フォルダ)に「.dmr」という拡張子の大きなファイルが生成されます。これらのファイルのサイズや生成方法を管理したいです。
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MathWorks Support Team
2024 年 11 月 28 日
Simulinkでは、信号のログデータを保存するためにDMRファイルを一時ディレクトリに生成します。このファイルには、以下のようなデータが含まれる場合があります:
・出力ポートのデータ
・「To Workspace」ブロックからのデータ
DMRファイルの生成やサイズを管理するには、以下の方法があります。
1. ログデータの保存方法とサイズを調整する
Simulinkはデフォルトでログデータをディスクに保存し、必要な時にメモリに読み込みます。そのため、ログデータの最大サイズはディスク容量に依存します。
以下の設定を変更することで管理が可能です:
・Simulation Data Inspectorの設定:
グローバルでのデータ保存量の上限を指定したり、保存先のディレクトリを変更したりできます。詳細は「Configure the Simulation Data Inspector」のページを参照してください。
(MATLAB R2020aを使用している場合は、関連するバグレポートも確認してください。)
2. ログデータ量を減らす
DMRファイルのサイズを減らすには、記録するデータ量を見直します:
・不要なデータのログを停止:
[モデル コンフィギュレーション パラメーター: データのインポート/エクスポート ] ペインで、不要なデータが記録されていないか確認します。
一時的にログ対象信号を減らす場合に便利な設定です。このオプションを使えば、アクセラレーターモードでモデルを再構築せずにログ設定を変更できます。
3. 不要なDMRファイルの削除
これらのファイルは通常、MATLABを終了する際に自動削除されます。ただし、以下のような場合に削除されないことがあります:
・MATLABプロセスがOSを介して強制終了された
・MATLABがクラッシュした
このような場合、一時ディレクトリに残ったDMRファイルは手動で削除しても問題ありません。
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