ライセンスマネージャーをインストールする場合、アクティベーションを実施してライセンスファイルを取得する必要があります。その後、MathWorks インストーラーを使用してライセンス マネージャーをインストールする、あるいは ライセンス マネージャーのバイナリを使用して手動でインストールします。
このページでは、以下について説明します:
※注意:
これらの手順は エンタープライズ ライセンス マネージャー のインストールには適用されません。エンタープライズライセンス 固有の手順については、以下の『エンタープライズ ライセンス管理ガイド』を参照します。
ライセンス マネージャーをインストールする場合、ライセンスセンターでライセンスサーバー PC をアクティベーションの上、ライセンス ファイルを取得する必要があります。
アクティベーション手順は以下を参考にします。
以下の手順に従って、ライセンスマネージャーをインストールします。
- ダウンロードページから、MathWorks インストーラーを入手します。ライセンスマネージャーは下位リリースのクライアントを認証可能ですので、最新版をダウンロードします。
- インストーラーを起動します。
- MathWorks アカウントへのサインインを要求する画面が表示されますが、サインインせず、画面右上の [詳細オプション] ボタンをクリックして [ネットワーク ライセンス マネージャーをインストールする] を選択します。
- ライセンス許諾書を確認し、 [はい] を選択の上、 [次へ] をクリックします。
- 手順 1 で取得したライセンス ファイル (license.lic) を参照し、[次へ] をクリックします。
- インストール先フォルダーを選択し、[次へ] をクリックします。
- (Windows のみ) サーバーマシンの起動時にライセンス マネージャーが自動で起動するようにするには、[サービスとして構成] をチェックし、[次へ] をクリックします。
- 内容を確認の上、 [インストールの開始] をクリックします。
- [インストールの完了] 画面の内容を確認し、[閉じる] をクリックします。
- ライセンスマネージャーを起動します。起動方法は次の記事を参照してください:MathWorks FLEXnetライセンスマネージャーの起動・停止はどのようにしますか?
Linux でライセンス マネージャーを起動するには、LSB Core ライブラリをインストールする必要があります。
詳細は以下の記事を参照してください。
FlexNet サーバーで複数ベンダーのサービスを管理している場合、またはファイルからライセンスマネージャーのインストールを行いたい場合、MathWorks インストーラーを使用せずに ライセンス マネージャー をインストールできます。※システム管理者向けの作業となります。
ライセンスマネージャーは4つのバイナリで構成されています。
- lmgrd - ライセンスマネージャーのコアバイナリ
- mlm - MATLAB ベンダーデーモン
- lmutil - ライセンスマネージャーの管理ツール
- lmtools.exe - ライセンスマネージャーのグラフィカルなフロントエンド (Windows only)
手動インストール手順:
- ダウンロードしたZIPファイルを展開し、ライセンスマネージャーのインストール先として任意のフォルダに保存します。
- ライセンスファイル (license.lic) を、ライセンスマネージャーインストールフォルダ内の/etcフォルダーに保存します。
- ライセンスファイル(license.lic)をエディタで開き、 SERVER 行と DAEMON 行を追加の上、ファイル名を「license.dat」に変更します。
- 同フォルダ内に、 debug ログとして使用するテキストファイル(lmlog.txt)を作成します。
- ライセンスマネージャーを起動します。起動方法は次の記事を参照します:MathWorks FLEXnetライセンスマネージャーの起動・停止はどのようにしますか?
SERVER 行と DAEMON 行の追加方法については、以下のソリューションを参照します。
※ 注:Windows マシンにライセンス マネージャーを手動でインストールする場合、lmtools.exe にライセンス マネージャーのサービス情報が自動的に設定されません。手動でサービスを構成する必要があります。
How do I manually add my network license manager in lmtools.exe?(英文)
MATLAB またはその他の MathWorks 製品をクライアントマシンにインストールする場合、license.dat ファイルが必要です。
license.dat ファイルの入手方法は以下を参照します。
- ライセンス マネージャーのインストールフォルダを開きます。
- 「etc」フォルダーを開きます。
- 「license.dat」ファイルをコピーし、クライアントマシンにコピーします。 ※「etc」フォルダー内の「license.dat」ファイルは削除しません。
クライアントマシンへの製品のインストール方法については、以下のソリューションを参照します。
Network Named User License を利用している、または Concurrent License で製品へのアクセスを制限したい場合は、オプションファイルの作成と設定が必要となります。
詳細については、以下の記事を参照します。
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