RoadRunner による 3D シーンの設計
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この1日コースでは、RoadRunnerを使用して自動運転システムをシミュレートおよびテストするための3Dシーンの設計方法について学びます。 単純な道路の作成方法だけでなく、交差点やマニューバの定義、マーキング、標識、信号、植生、建物の挿入方法など、自動運転検証用のシーン設計に必要となる機能を学習できます。 また、地図データに基づいて実際のシーンを再構築し、自動運転シミュレーターで使用される一般的な形式にシーンをエクスポートする方法についても学習します。
- ユーザー インターフェイスの使い方
- 道路
- 車線と路面標示
- 交差点
- 地形とプロップ
- 地理に忠実なシーンの設計
- OpenDRIVE® データの使用
1日目
ユーザー インターフェイスの使い方
学習目標: RoadRunnerのインターフェースを操作しながら、シーン内を操作方法について学習します。
- RoadRunner のインターフェイスとレイアウトの使い方
- RoadRunner シーン内でのカメラ コントロールによる視点操作
- シーン、航空画像、その他のアセット ビューの表示と非表示
- シーン内のオブジェクトの選択と移動
- シーン要素間の距離と角度の測定
道路
学習目標: 道路セグメントと道路ネットワークを作成、接続、カスタマイズする方法について学習します。
- 道路の作成と結合
- バンク角と速度制限の調整
- 道路の形状、プロファイル、属性の変更
- 進入車線、出口車線、道路分岐の作成
車線と路面標示
学習目標: 車線、車線マーキング、その他の道路マーキングの作成および変更方法について学習します。
- 車線の幅の調整
- 車線の分割
- 車線区分線の追加
- 縁石と歩道の追加
- 駐車レーンの作成とマーキング
- 車線の切り出し
交差点
学習目標: 交差点と道路の接続、信号機の追加、車両に対する許可挙動の定義を行う方法について学習します。
- 交差点の作成とカスタマイズ
- 交差点内のマニューバーの定義 (右左折の許可など)
- 信号機と標識による交差点の信号設定
- 横断歩道の追加
地形とプロップ
学習目標: 木や建物などのサーフェスと3Dプロップを追加する方法について学習します。
- サーフェスの作成
- 樹木、建物、交通標識の追加
- 道路標識のカスタマイズ
- カスタム プロップのインポート
地理に忠実なシーンの設計
学習目標: GISアセットを使用して、実際の場所を正確に表すシーンを構築する方法について学習します。
- 航空画像のインポート
- 実世界へのシーンの配置
- 標高データの組み込み
- ベクトル データ(OpenStreetMap®) の使用
OpenDRIVE データの使用
学習目標: インポートされたOpenDRIVEデータからシーンを作成する方法について学習します。
- OpenDRIVE® へのシーンのエクスポート
- OpenDRIVE ファイルのインポート
- OpenDRIVE データの RoadRunner アセットへのマッピング
- 外部シミュレーターで使用するためのシーンのエクスポート