qfactor

CWT フィルター バンクの品質係数

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構文

qf = qfactor(fb)

説明

qf = qfactor(fb) は、fb のウェーブレット バンドパス フィルターの品質係数を返します。品質係数は、中心周波数に対する 3 dB 帯域幅の比率です。ここで、中心周波数は帯域幅周波数の幾何平均です。品質係数が大きいほど、より周波数局在型のウェーブレットになります。参考として、ハーフバンド フィルターの品質係数は sqrt(2) です。

例

例

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ライブ スクリプトを開く

既定の解析 Morse (3,60) ウェーブレットを使用して CWT フィルター バンクを作成します。

fb = cwtfilterbank;

フィルター バンクの品質係数を計算します。

qf = qfactor(fb)
qf = 
4.6296

解析 Morse (3,10) ウェーブレットを使用して CWT フィルター バンクを作成します。フィルター バンクの品質係数を計算します。解析 Morse (3,10) ウェーブレットは、Morse (3,60) ウェーブレットほど周波数に局在化していません。2 番目のフィルター バンクの品質係数が最初のフィルター バンクよりも小さいことを確認します。

fb2 = cwtfilterbank('Timebandwidth',10);
qf2 = qfactor(fb2)
qf2 = 
1.8445

入力引数

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連続ウェーブレット変換 (CWT) フィルター バンク。cwtfilterbank オブジェクトとして指定します。

出力引数

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品質係数。正の実数として返されます。

データ型: double

バージョン履歴

R2018a で導入

参考

関数

オブジェクト