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filterAllowOnly

指定されたメッセージのみを許可するようにCANメッセージフィルタを構成する

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構文

filterAllowOnly(canch,name)
filterAllowOnly(canch,IDs,type)

説明

filterAllowOnly(canch,name) は、指定された名前のメッセージのみを渡すようにチャネル canch のフィルターを設定します。

チャネル オブジェクトの Database プロパティを設定してデータベースを接続し、メッセージ名によるフィルタリングを可能にします。

例

filterAllowOnly(canch,IDs,type) は、指定された識別子タイプと値のメッセージのみを渡すようにチャネル canch のフィルターを構成します。

例

例

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'EngineMsg' という名前のデータベース定義メッセージをフィルタリングします。

canch = canChannel('Vector','CANCaseXL 1',1);
canch.Database = canDatabase('candatabase.dbc');
filterAllowOnly(canch,'EngineMsg')

識別子でメッセージをフィルタリングします。

canch = canChannel('Vector','CANCaseXL 1',1);
filterAllowOnly(canch,[602 612],'Standard')

入力引数

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フィルタリングする CAN デバイス チャネル。CAN チャネル オブジェクトとして指定されます。

例: canch = canChannel('NI','CAN1')

許可する CAN メッセージの名前。文字ベクトル、文字列、またはこれらの型をサポートする配列として指定します。

例: 'EngineMsg'

データ型: char | string | cell

許可する CAN メッセージ ID。数値またはベクトルとして指定します。

IDs を 10 進数値として指定します。16 進数値を 10 進数値に変換するには、hex2dec 関数を使用します。

例: 600, [600,610], [600:800], [200:400,600:800]

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64

フィルタリングする識別子の種類。文字ベクトルまたは文字列として指定します。CAN メッセージの識別子タイプは 'Standard' と 'Extended' です。

例: 'Standard'

データ型: char | string

バージョン履歴

R2011b で導入

参考

関数