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canDatabase

CANデータベースファイルへのハンドルを作成する

構文

candb = canDatabase('dbfile.dbc')

説明

candb = canDatabase('dbfile.dbc') は、指定されたデータベース ファイル dbfile.dbc へのハンドルを作成します。ファイル名、フルパス、または相対パスを指定できます。MATLAB^® は、MATLAB パスで dbfile.dbc を検索します。Vehicle Network Toolbox™ は、Vector CAN データベース (.dbc) ファイルをサポートします。

例

CANデータベースオブジェクトの作成

サンプル データベース ファイルのオブジェクトを作成します。

candb = canDatabase("C:\myVNTData\demoVNT_CANdbFiles.dbc");

candb = 

  Database with properties:

             Name: 'demoVNT_CANdbFiles'
             Path: 'C:\myVNTData\demoVNT_CANdbFiles.dbc'
            Nodes: {}
         NodeInfo: [0×0 struct]
         Messages: {5×1 cell}
      MessageInfo: [5×1 struct]
       Attributes: {}
    AttributeInfo: [0×0 struct]
         UserData: []

candb = canDatabase("C:\myVNTData\J1939.dbc")

candb = 

  Database with properties:

             Name: 'J1939'
             Path: 'C:\myVNTData\J1939.dbc'
            Nodes: {2×1 cell}
         NodeInfo: [2×1 struct]
         Messages: {2×1 cell}
      MessageInfo: [2×1 struct]
       Attributes: {3×1 cell}
    AttributeInfo: [3×1 struct]
         UserData: []

入力引数

dbfile.dbc — データベースファイル名

文字ベクトル | string

文字ベクトルまたは文字列として指定されたデータベース ファイル名。データベース ファイルの名前のみ、または完全パスを指定できます。

例: 'J1939.dbc'

データ型: char | string

出力引数

candb — CANデータベース

データベースオブジェクト

CAN データベース。can.Database のプロパティ を持つデータベース オブジェクトとして返されます。

バージョン履歴

R2009a で導入

参考

関数

• canMessage

プロパティ

• can.Database のプロパティ