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can.Database のプロパティ

can.Database オブジェクトのプロパティ

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次のプロパティを使用して、CAN データベース設定を確認または構成します。canDatabase を使用して CAN データベース オブジェクトを作成します。

can.Database

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この プロパティ は読み取り専用です。

Name プロパティは、データベースの名前を文字ベクトル値として表示します。この値はデータベース ファイル名から取得されます。

データ型: char

この プロパティ は読み取り専用です。

Path プロパティは、DBC ファイルを含むデータベースのパスを文字ベクトルとして表示します。

データ型: char

この プロパティ は読み取り専用です。

Nodes プロパティは、指定された CAN データベースで定義されているすべてのノードの名前を、文字ベクトルの cell 配列として格納します。たとえば、データベース ノードを調べてインデックスを作成するには、次のようにします。

db  = canDatabase('CANex.dbc');
db.Nodes
3×1 cell array

    {'AerodynamicControl'        }
    {'Aftertreatment_1_GasIntake'}
    {'Aftertreatment_1_GasOutlet'}
db.Nodes{1}
'AerodynamicControl'

データ型: cell

この プロパティ は読み取り専用です。

NodeInfo プロパティは、指定された CAN データベースで定義されているすべてのノードに関する情報を含む構造体です。NodeInfo プロパティは読み取り専用の構造体です。インデックスを使用して各ノードの情報にアクセスします。以下に例を示します。

db  = canDatabase('CANex.dbc');
db.NodeInfo
3×1 struct array with fields:

    Name
    Comment
    Attributes
    AttributeInfo
db.NodeInfo(1).Name
'AerodynamicControl'

データ型: struct

この プロパティ は読み取り専用です。

Messages プロパティは、指定された CAN データベースで定義されているすべてのメッセージの名前を、文字ベクトルの cell 配列として格納します。 

db  = canDatabase('CANex.dbc');
db.Messages
3×1 cell array

    {'A1'     }
    {'A1DEFI' }
    {'A1DEFSI'}
db.Messages{1}
    'A1'

データ型: cell

この プロパティ は読み取り専用です。

MessageInfo プロパティは、指定された CAN データベースで定義されているすべてのメッセージに関する情報を含む構造体です。

インデックスを使用して各メッセージの情報にアクセスします。以下に例を示します。

db  = canDatabase('CANFDex.dbc');
db.MessageInfo
3×1 struct array with fields:

             Name: 'CANFDMessage'
     ProtocolMode: 'CAN FD'
          Comment: ''
               ID: 1
         Extended: 0
            J1939: []
           Length: 48
              DLC: 14
              BRS: 1
          Signals: {2×1 cell}
       SignalInfo: [2×1 struct]
          TxNodes: {0×1 cell}
       Attributes: {2×1 cell}
    AttributeInfo: [2×1 struct]
db.MessageInfo(1).Name
    'CANFDMessage'

データ型: struct

この プロパティ は読み取り専用です。

Attributes プロパティは、指定された CAN データベースで定義されているすべての属性の名前を、文字ベクトルの cell 配列として格納します。

インデックスを使用して各属性の情報にアクセスします。以下に例を示します。

db  = canDatabase('CANex.dbc');
db.Attributes
3×1 cell array

    {'BusType'        }
    {'DatabaseVersion'}
    {'ProtocolType'   }
db.Attributes{1}
    'BusType'

データ型: cell

この プロパティ は読み取り専用です。

Attributeinfo プロパティは、指定された CAN データベースで定義されているすべての属性に関する情報を含む構造体です。

インデックスを使用して各属性の情報にアクセスします。

db  = canDatabase('CANex.dbc');
db.AttributeInfo
3×1 struct array with fields:

    Name
    ObjectType
    DataType
    DefaultValue
    Value
db.AttributeInfo(1).Name
    'BusType'

データ型: struct

UserData プロパティを使用して、CAN メッセージまたは J1939 パラメータ グループ、チャネル、またはデータベース オブジェクトに保存するカスタム データを入力します。UserData を指定してオブジェクトを保存すると、カスタム データが自動的に保存されます。UserData を指定してオブジェクトをロードすると、カスタム データが自動的にロードされます。

ヒント

UserData を使用してオブジェクトを保存および読み込むときに予期しない結果を回避するには、カスタム データを単純なデータ型と構造で指定します。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64 | logical | char | string | struct | table | cell | function_handle | categorical | datetime | duration | calendarDuration | fi
複素数のサポート: あり

バージョン履歴

R2009a で導入

参考

関数