WSL1 から WSL2 へのアップグレード
メモ
このセクションでは、ハードウェア セットアップ プロセス ([ハードウェア セットアップ] 画面を使用) の手順の一部として完了する必要のあるタスク、Install Windows Subsystem for Linux (WSL2) について説明します。
メモ
次の手順に進む前に、PC がアクティブなインターネット接続に接続していることを確認してください。
PX4 Firmware をビルドするには、Windows Subsystem for Linux (WSL 2) と UAV Toolbox Support Package for PX4 Autopilots が必要です。古いバージョンをもっている場合は、以下の手順を実行して WSL のバージョンをアップグレードできます。
管理者として Windows のコマンド プロンプトを開きます。これを行うには、Windows の [検索] に「
cmd」と入力し、[コマンド プロンプト] エントリを右クリックして [管理者として実行] を選択します。
次のコマンドをコマンド プロンプトで実行して、使用している現在の WSL のバージョンを確認します。
wsl -l -vコマンドの出力が WSL version 1 を示している場合 (以下に示す)、WSL version 1 を使用しています。この場合は、以下のステップに従って WSL をアップグレードします。
NAME STATE VERSION* Ubuntu Stopped 1Windows のコマンド プロンプトで次のコマンドを実行して WSL を version 2 にアップグレードします。
wsl.exe --updatewsl --set-default-version 2wsl --set-version Ubuntu 2
上記のコマンドを実行した後、WSL を再起動します。WSL シェルを再び起動します。コマンド
wsl -l -vを実行して、WSL が現在 version 2 になっていることを確認します。必要な出力を以下に示します。NAME STATE VERSION* Ubuntu Stopped 2