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アーキテクチャのインポートとエクスポート

この例では次を使用します。

ライブ スクリプトを開く

System Composer™ では、アーキテクチャは 3 つの情報のセットで完全に定義されます。

  • コンポーネント情報

  • ポート情報

  • 接続情報

この情報が MATLAB® table で定義されている場合や MATLAB table に変換されている場合は、アーキテクチャを System Composer にインポートできます。

この例では、簡単な無人航空機 (UAV) システムのアーキテクチャ情報が Microsoft® Excel® スプレッドシートに定義されており、このアーキテクチャ情報を使用して System Composer アーキテクチャ モデルを作成します。さらに、指定されたシステム レベルの要件に要素をリンクします。必要な情報がデータに含まれている場合は、この例のファイルを変更して、外部ツールで定義されたアーキテクチャをインポートできます。この例では、このアーキテクチャ情報を System Composer アーキテクチャ モデルから Excel スプレッドシートにエクスポートする方法も示します。

アーキテクチャ定義データ

MATLAB table でコンポーネント、ポート、接続、インターフェイス、および要件リンクを定義し、アーキテクチャをコンポーネントのネットワークとして表してインポートできます。components table には、各コンポーネントの名前、固有 ID、親コンポーネント ID を含める必要があります。さらに、参照モデルのアーキテクチャ階層を構築するために必要な他の関連情報とステレオタイプの修飾子名をスプレッドシートに含めることができます。ports table には、ポート名、方向、コンポーネント、ポート ID の情報を含める必要があります。ポートをコンポーネントに割り当てるためにポート インターフェイスの情報が必要になる場合もあります。connections table には、ポートを接続するための情報が含まれます。この table には、最低限、接続 ID、接続元ポート ID、接続先ポート ID を含める必要があります。

systemcomposer.importModel(importModelName) 関数は以下を実行します。

  • components table からステレオタイプの名前を読み取ってモデルにプロファイルをインポートする

  • コンポーネントを作成してポートを接続する

  • 接続マップを使用して接続を作成する

  • ポートのインターフェイスを設定する

  • 指定された要件に要素をリンクする (Requirements Toolbox™ のライセンスが必要)

  • 参照モデルを保存する

  • アーキテクチャ モデルを保存する

Excel から読み取るアダプター クラスをインスタンス化します。

modelName = "simpleUAVArchitecture";

ImportModelFromExcel 関数は、Excel ファイルを読み取り、MATLAB table を作成します。

importAdapter = ImportModelFromExcel("SmallUAVModel.xls","Components", ...
    "Ports","Connections","PortInterfaces","RequirementLinks");
importAdapter.readTableFromExcel();

アーキテクチャのインポート

model = systemcomposer.importModel(modelName,importAdapter.Components, ...
    importAdapter.Ports,importAdapter.Connections,importAdapter.Interfaces, ...
    importAdapter.RequirementLinks);

生成されたモデルでブロックを自動調整します。

Simulink.BlockDiagram.arrangeSystem(modelName)

scExampleImportExport_01.png

アーキテクチャのエクスポート

アーキテクチャを MATLAB table にエクスポートし、その table を外部ファイルに変換できます。

exportedSet = systemcomposer.exportModel(modelName);

関数の出力は、component table、port table、connection table、interface table、requirement links table を含む構造体になります。この構造体を Excel ファイルに保存します。

SaveToExcel("ExportedUAVModel",exportedSet);

参考

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