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raylrnd

レイリー乱数

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構文

r = raylrnd(b)
r = raylrnd(b,sz1,...,szN)
r = raylrnd(b,sz)

説明

r = raylrnd(b) は、スケール パラメーター b で指定された各レイリー分布から乱数を生成します。b はスカラー、ベクトル、行列または多次元配列として指定できます。

例

r = raylrnd(b,sz1,...,szN) は、レイリー乱数の配列を生成します。ここで、sz1,...,szN は各次元のサイズを示します。

例

r = raylrnd(b,sz) は、レイリー乱数の配列を生成します。ここで、ベクトル sz は size(r) を指定します。

例

例

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複数のレイリー分布から乱数を生成します。

スケール パラメーターを 6 に設定したレイリー分布から単一の乱数を生成します。

r = raylrnd(6)
r = 
11.4665

異なるスケール パラメーターを設定したレイリー分布から乱数のベクトルを生成します。

b = [6 4 1];
r = raylrnd(b)
r = 1×3

   15.6604    3.8602    0.4680
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スケール パラメーターを 2 に設定したレイリー分布から抽出した乱数のベクトルを生成します。

r = raylrnd(2,50,1)
r = 50×1

    2.0347
    3.6710
    5.1289
    2.8165
    0.6377
    4.0294
    1.7668
    1.0106
    7.1710
    5.9727
    3.4689
    6.0702
    1.8237
    2.2048
    3.4032
      ⋮

確率密度関数で結果のヒストグラムをプロットします。

histfit(r,8,"rayleigh")

Figure contains an axes object. The axes object contains 2 objects of type bar, line.

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スケール パラメーターを 0.5 に設定したレイリー分布から 4 x 3 x 2 の乱数の多次元配列を生成します。

raylrnd(0.5,[4 3 2])
ans = 
ans(:,:,1) =

    0.3634    0.2168    1.8673
    1.0528    0.7632    1.4427
    1.1865    0.4943    1.6195
    0.4570    0.5986    1.6793


ans(:,:,2) =

    0.3975    0.0804    0.5475
    0.3788    0.7546    0.6039
    0.7728    0.7224    0.3680
    0.8619    0.7257    0.8735

入力引数

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レイリー分布のスケール パラメーター。正のスカラー値、または正のスカラー値の配列として指定します。

複数の分布から乱数を生成するには、配列を使用して b を指定します。b がスカラーである場合、raylrnd はサイズが次元 sz1,...,szN または sz と一致する定数配列にスカラー引数を拡張します。r の各要素は、b 内の対応する要素によって指定された分布から生成された乱数です。

例: 2.5

例: [3 4 5]

データ型: single | double

各次元のサイズ。整数の引数として個別に指定します。b が配列である場合、b の次元と一致する次元 sz1,...,szN を指定しなければなりません。sz1,...,szN の既定値は b の次元です。

  • 単一の値 sz1 を指定した場合、r はサイズ sz1 行 sz1 列の正方行列になります。

  • いずれかの次元のサイズが 0 または負である場合、r は空の配列になります。

  • 2 次元を超える場合、raylrnd はサイズ 1 の後続次元を無視します。たとえば、raylrnd(0.4,1,4,1,1,1,1) は、スケール 0.4 のレイリー分布に従う乱数から成る 1 行 4 列のベクトルを生成します。

例: 7,6

データ型: single | double

各次元のサイズ。整数の行ベクトルとして指定します。b が配列である場合、b の次元と一致する次元 sz を指定しなければなりません。sz の既定値は b の次元です。

  • 単一の値 [sz1] を指定した場合、r はサイズ sz1 行 sz1 列の正方行列になります。

  • いずれかの次元のサイズが 0 または負である場合、r は空の配列になります。

  • 2 次元を超える場合、raylrnd はサイズ 1 の後続次元を無視します。たとえば、raylrnd(0.4,[1 4 1 1 1 1]) は、スケール 0.4 のレイリー分布に従う乱数から成る 1 行 4 列のベクトルを生成します。

例: [7 6]

データ型: single | double

出力引数

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レイリー乱数。非負のスカラー値、あるいは b、sz1,...,szN、または sz によって決定された次元数をもつ非負のスカラー値の配列として返されます。r の各要素は、b 内の対応するスケール パラメーターによって指定された分布から生成された乱数です。

代替機能

  • raylrnd はレイリー分布専用の関数です。Statistics and Machine Learning Toolbox™ には、さまざまな確率分布をサポートする汎用関数 random もあります。random を使用するには、RayleighDistribution 確率分布オブジェクトを作成し入力引数として渡すか、確率分布名とそのパラメーターを指定します。分布専用の関数 raylrnd は汎用関数 random より高速です。

  • 乱数を対話的に生成するには、乱数発生用ユーザー インターフェイス randtool を使用します。

拡張機能

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バージョン履歴

R2006a より前に導入

参考

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トピック