mergelevels

(非推奨) ノミナル配列または順序配列のレベルのマージ

nominal 配列データ型および ordinal 配列データ型は推奨されません。順序付きおよび順序付けのない離散非数値データを表すには、代わりにcategorical 配列データ型を使用します。

構文

B = mergelevels(A,oldlevels)

B = mergelevels(A,oldlevels,newlevel)

説明

B = mergelevels(A,oldlevels) は、A の 2 つ以上のレベルをマージします。

• A が nominal 配列の場合、mergelevels は oldlevels の最初のラベルを新規のラベルとして使用します。

• A が ordinal 配列の場合、oldlevels で指定されるレベルは連続していなければなりません。また mergelevels は oldlevels の最も低いレベルに対応するラベルを新規レベルのラベルとして使用します。

B = mergelevels(A,oldlevels,newlevel) は 2 つ以上のレベルをラベル newlevel をもつ新規のレベルにマージします。

例

マージされたレベルからの新規カテゴリの作成

cell 配列のデータからノミナル配列を作成します。

colors = nominal({'r','b','g';'g','r','b';'b','r','g'},...
                 {'blue','green','red'})

colors = 3x3 nominal
     red        blue      green 
     green      red       blue  
     blue       red       green 

'red' および'blue' レベルの要素を 'purple' とラベル付けされる新規ラベルにマージします。

colors = mergelevels(colors,{'red','blue'},'purple')

colors = 3x3 nominal
     purple      purple      green  
     green       purple      purple 
     purple      purple      green  

colors のレベルを表示します。

getlevels(colors)

ans = 1x2 nominal
     purple      green 

入力引数

A — ノミナル配列または順序配列

nominal 配列 | ordinal 配列

ノミナル配列または順序配列。nominal または ordinal を使用して作成した nominal または ordinal 配列オブジェクトを指定します。

oldlevels — マージするレベル

string 配列 | 文字ベクトルの cell 配列 | 2 次元文字配列

マージするレベル。string 配列、文字ベクトルの cell 配列、または 2 次元文字配列を指定します。順序配列の場合、oldlevels のレベルは連続でなければなりません。

データ型: char | string | cell

newlevel — 作成するレベル

文字ベクトル | string スカラー

マージされたレベルから作成するレベル。新規レベルのラベルを与える文字ベクトルまたは string スカラーを指定します。

データ型: char | string

出力引数

B — ノミナル配列または順序配列

nominal 配列 | ordinal 配列

ノミナル配列または順序配列。nominal または ordinal 配列オブジェクトとして返されます。

バージョン履歴

R2007a で導入

参考

addlevels | droplevels | reorderlevels | nominal | ordinal