分類学習器アプリのプロットのエクスポート
分類学習器アプリで対話的にプロットを作成した後で、アプリのプロットを MATLAB® Figure にエクスポートできます。その後、新しい Figure のコピー、保存、カスタマイズを行うことができます。使用可能なプロットである散布図、平行座標プロット、混同行列、ROC 曲線、最小分類誤差のプロット、および部分依存プロットから選択します。
プロットをエクスポートする前に、アプリのプロットに表示されているデータが新しい Figure で使用するデータと同じであるかどうかを確認してください。
[分類学習器] タブの [エクスポート] セクションで [プロットを Figure にエクスポート] をクリックします。選択したプロットから Figure が作成されます。
新しい Figure の対話オプションは、分類学習器アプリのプロットと同じではない場合があります。たとえば、エクスポートされた散布図のデータ ヒントには、選択したポイントの X、Y 値のみが表示され、アプリで表示される詳細情報は表示されません。
また、Figure には、アプリのプロットと異なる座標軸ツール バーが含まれている可能性があります。分類学習器のプロットの場合、座標軸ツール バーはプロットの右上に表示されます。ツール バーで利用できるこのボタンはプロットのコンテンツによって異なります。ツール バーには、プロットのイメージとしてのエクスポート、データ ヒントの追加、データの移動またはズーム、表示の復元を行うボタンが含まれている可能性があります。
Figure ウィンドウに表示されている新しい Figure をコピー、保存またはカスタマイズします。
Figure をコピーするには、[編集] 、 [Figure のコピー] を選択します。詳細は、[編集] メニューからのクリップボードへの Figure のコピーを参照してください。
Figure を保存するには、[ファイル] 、 [名前を付けて保存] を選択します。または、Figure を保存する前のカスタマイズで説明されているワークフローに従うこともできます。
Figure をカスタマイズするには、Figure ツール バーの [プロット編集] ボタン
をクリックします。編集するプロットのセクションを右クリックします。[色]、[フォント]、[ライン スタイル] などのリストされているプロパティを変更できます。または、プロパティ インスペクターを使用して Figure のプロパティを変更できます。
例として、アプリの散布図を Figure にエクスポートし、Figure をカスタマイズし、変更した Figure を保存します。
MATLAB のコマンド ウィンドウで、標本ファイル
fisheriris.csv
を table に読み込みます。fishertable = readtable('fisheriris.csv');
[アプリ] タブをクリックします。
[アプリ] セクションで矢印をクリックしてギャラリーを開きます。[機械学習および深層学習] の [分類学習器] をクリックします。
[分類学習器] タブの [ファイル] セクションで、[新規セッション]
をクリックします。
[ワークスペースからの新規セッション] ダイアログ ボックスで、[データセット変数] のリストから table
fishertable
を選択します。[セッションの開始] をクリックします。既定で、データの散布図が作成されます。
散布図の予測子を
[PetalLength]
および[PetalWidth]
に変更します。[分類学習器] タブの [エクスポート] セクションで [プロットを Figure にエクスポート] をクリックします。
新しい Figure で、Figure ツール バーの [プロット編集] ボタン
をクリックします。versicolor 種のアヤメに対応するプロット内の点を右クリックします。コンテキスト メニューで [色] を選択します。
[色] ダイアログ ボックスで、新しい色を選択して [OK] をクリックします。
Figure を保存するには、[ファイル] 、 [名前を付けて保存] を選択します。保存するファイルの場所、名前およびタイプを指定します。