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ismissing

(非推奨) 欠損値のあるデータセット配列要素の検出

dataset データ型は推奨されません。異種混合データを処理するには、代わりに MATLAB® table データ型を使用します。詳細は、MATLAB table ドキュメンテーションを参照してください。

説明

I = ismissing(ds) は、データセット配列 ds から欠損値が含まれる要素を特定する logical 配列を返します。既定では、数値変数の場合は NaN、文字変数の場合は ''、categorical 配列の場合は <undefined> がそれぞれ欠損値として ismissing で認識されます。

  • ds2 = ds(~any(I,2),:) は、ds にある完全な観測のみを含む新しいデータセット配列を作成します。

  • ds2 = ds(:,~any(I,1)) は、ds からの欠損値のない変数のみを含む新しいデータセット配列を作成します。

I = ismissing(ds,Name=Value) は、1 つ以上の Name=Value の引数で指定された追加オプションを使用して欠損値インデックスを返します。

入力引数

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データセット配列。dataset オブジェクトとして指定します。

名前と値の引数

オプションの引数のペアを Name1=Value1,...,NameN=ValueN として指定します。ここで Name は引数名、Value は対応する値です。名前と値の引数は他の引数の後ろにする必要がありますが、ペアの順序は関係ありません。

例: ix = ismissing(messyData,NumericTreatAsMissing=-99)

数値欠損値インジケーター。ds の浮動小数点変数の数値ベクトルとして指定します。ismissingNaN 値を常に欠損値として扱います。

文字列欠損値インジケーター。ds の文字変数の欠損値インジケーターとして扱う文字ベクトル、string 配列、または文字ベクトルの cell 配列として指定します。ismissing'' を常に欠損値として扱います。

出力引数

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欠損値を含む要素のインジケーター。logical 配列として返されます。この配列は ds のどの要素に欠損値が含まれるかを示します。Ids と同じサイズで、欠損値がある要素については値が 1 になります。

バージョン履歴

R2012b で導入