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discardResiduals

コックス モデルから残差を削除

R2022b 以降

説明

compactCoxMdl = discardResiduals(coxMdl) は、Residuals プロパティが空のコックス比例ハザード モデルを作成します。多くのデータ点で学習させたモデルでは、残差を削除するとはるかにコンパクトなオブジェクトになります。

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lightbulb データ セットからコックス比例ハザード モデルを作成します。このデータ セットの詳細については、2 つのグループの生存時間関数を参照してください。

load('lightbulb.mat');
bulbmodel = fitcox(lightbulb(:,2),lightbulb(:,1),...
    'Censoring',lightbulb(:,3));

bulbmodel で使用されるメモリを調べます。

S1 = whos('bulbmodel');
disp(S1.bytes)
       13912

bulbmodel から残差を削除し、メモリ削減量を調べます。

bulbmodel = discardResiduals(bulbmodel);
S2 = whos('bulbmodel');
disp(S2.bytes/S1.bytes)
    0.4986

残差を削除することで、メモリ使用量が約半分に減少しています。

入力引数

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当てはめたコックス比例ハザード モデル。CoxModel オブジェクトとして指定します。coxMdl の作成には fitcox を使用します。

出力引数

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残差がないコックス比例ハザード モデル。CoxModel オブジェクトとして返されます。一般に、残差がない元のオブジェクトを取得するために、compactCoxMdlcoxMdl と同じ名前に設定します。

coxMdl = discardResiduals(coxMdl);

バージョン履歴

R2022b で導入