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corr
線形相関または順位相関
説明
[
では、前の構文の入力引数に加えて、1 つ以上の名前と値のペアの引数を使用してオプションを指定します。たとえば、rho
,pval
] = corr(___,Name,Value
)'Type','Kendall'
はケンドールの tau 相関係数を計算するよう指定します。
例
入力引数
出力引数
詳細
ヒント
corr(X,Y)
と MATLAB® 関数 corrcoef(X,Y)
の異なる点は、corrcoef(X,Y)
は 2 つの列ベクトル X
および Y
について相関係数の行列を返すことです。X
と Y
が列ベクトルではない場合、corrcoef(X,Y)
は列ベクトルに変換します。
アルゴリズム
名前と値の引数 Weights
を指定すると、corr
は分散と共分散の計算値に重みを付けてピアソン相関を計算します。スピアマン相関 (順位に基づく) については、corr
は[5]で提唱されているように重み付き順位を計算します。ケンドール相関 (順列のカウントに基づく) の計算では、corr
は同順位を考慮するために[6]の重み付きカウントのアルゴリズムを拡張します。
参照
[1] Gibbons, J.D. Nonparametric Statistical Inference. 2nd ed. M. Dekker, 1985.
[2] Hollander, M., and D.A. Wolfe. Nonparametric Statistical Methods. Wiley, 1973.
[3] Kendall, M.G. Rank Correlation Methods. Griffin, 1970.
[4] Best, D.J., and D.E. Roberts. "Algorithm AS 89: The Upper Tail Probabilities of Spearman's rho." Applied Statistics, 24:377-379.
[5] Bailey, Paul, and Ahmad Emad (2023). wCorr: Weighted Correlations. R package version 1.9.7, https://american-institutes-for-research.github.io/wCorr.
[6] Van Doorn, Johnny, et al. "Using the Weighted Kendall Distance to Analyze Rank Data in Psychology." The Quantitative Methods for Psychology, vol. 17, no. 2, June 2021, pp. 154–65.
拡張機能
バージョン履歴
R2006a より前に導入参考
corrcoef
| partialcorr
| corrcov
| tiedrank