Stateflow.op.OperatingPointContainer
ステート、ボックス、または関数の操作点情報
説明
Stateflow.op.OperatingPointContainer
オブジェクトには、シミュレーション中の Stateflow® チャートのステート、ボックス、または関数のスナップショットが含まれています。操作点には、以下に関する情報が含まれています。
アクティブなサブステート
ステートおよび関数のローカル データ
MATLAB® 関数の永続変数と真理値表
作成
変更した操作点の保存の説明にあるように、Simulink® モデルの最終の操作点を保存すると、モデル内の各 Stateflow チャートについて Stateflow.op.BlockOperatingPoint
オブジェクトが作成されます。このオブジェクトには、チャート内の各ステート、ボックス、または関数の Stateflow.op.OperatingPointContainer
オブジェクトが含まれます。
親である Stateflow.op.BlockOperatingPoint
または Stateflow.op.OperatingPointContainer
内のステート、ボックス、または関数の名前と一致するプロパティを使用して、Stateflow.op.OperatingPointContainer
オブジェクトにアクセスします。たとえば、op
がチャートの Stateflow.op.BlockOperatingPoint
オブジェクトであるとします。state
という最上位のステートの Stateflow.op.OperatingPointContainer
オブジェクトにアクセスするには、次のように入力します。
op.state
同様に、最上位のステート state
内の substate
というサブステートの Stateflow.op.OperatingPointContainer
オブジェクトにアクセスするには、次のように入力します。
op.state.substate
プロパティ
Stateflow.op.OperatingPointContainer
オブジェクトには、ステート、ボックス、または関数内の各サブステート、ボックス、関数、ローカル データ、および永続変数のプロパティが含まれます。プロパティの名前は、ステート、関数、ボックス、またはデータの名前と一致します。以下に例を示します。
ステートに
substate
という名前のサブステートがある場合、このステートのStateflow.op.OperatingPointContainer
オブジェクトには、Stateflow.op.OperatingPointContainer
オブジェクトとして指定されるsubstate
という名前のプロパティがあります。MATLAB 関数に
persistentVar
という名前の永続変数がある場合、この関数のStateflow.op.OperatingPointContainer
オブジェクトには、Stateflow.op.OperatingPointData
オブジェクトとして指定されるpersistentVar
という名前のプロパティがあります。
オブジェクト関数
setActive | ステートをアクティブとして設定 |
isActive | ステートがアクティブかどうかの判定 |
getPrevActiveChild | 前にアクティブであったサブステートの取得 |
setPrevActiveChild | 前にアクティブであったサブステートの設定 |
open | 編集環境でオブジェクトを表示 |