Main Content

map

テスト対象システムにテスト入力をマッピング

構文

map(input,Name,Value)

説明

map(input,Name,Value) は、テスト対象システムに入力データ input をマッピングします。

入力引数

すべて展開する

マッピングするテスト入力。sltest.testmanager.TestInput オブジェクトとして指定します。

名前と値の引数

引数のオプションのペアを Name1=Value1,...,NameN=ValueN として指定します。Name は引数名、Value は対応する値です。名前と値の引数は他の引数の後に表示されなければなりませんが、ペアの順序は重要ではありません。

R2021a より前では、名前と値をそれぞれコンマを使って区切り、Name を引用符で囲みます。

例: 'Mode',4,'CustomFunction','mapfcn'

マッピング モード。'mode' と目的のマッピング モードに対応する整数で構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。

  • 0 — ブロック名

  • 1 — ブロック パス

  • 2 — 信号名

  • 3 — 端子の順序 (インデックス)

  • 4 — カスタム

マッピング モードの詳細については、ルート Inport 信号データのマッピングを参照してください。

例: 'Mode',2

カスタム マッピングに使用される関数の名前。'customFunction' と文字ベクトルで構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。この引数はオプションであり、mode4 に設定されている場合のみ有効です。

例: 'CustomFunction','mapfcn'

入力マッピングの実行時にモデルをコンパイルするかコンパイルしないかを指定するオプション。'CompileModel'false または true で構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。

例: 'CompileModel',false

すべて展開する

この例では、Microsoft® Excel® スプレッドシートからデータを追加し、それをテスト ケースにマッピングする方法を示します。データがある 2 つのシートのみが追加されてマッピングされます。

モデル例を読み込み

open_system('slexAutotransRootInportsExample');

新しいテスト ファイルを作成

tf = sltest.testmanager.TestFile('input_test_file.mldatx');

テスト スイート オブジェクトとテスト ケース オブジェクトを取得

ts = getTestSuites(tf);
tc = getTestCases(ts);

モデル例をテスト対象システムとして追加

setProperty(tc,'Model','slexAutotransRootInportsExample');

Excel® データを入力のセクションに追加し、追加するシートを指定

excelfile = 'sltestExampleInputs.xlsx';
input = addInput(tc,excelfile,'Sheets',["Acceleration","Braking"]);

シートの入力信号をブロック名でマッピング

map(input(1),0);
map(input(2),0);

バージョン履歴

R2015b で導入