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getPrevious, prev

Requirements Table ブロックの前のデータ値

R2022a 以降

説明

z = getPrevious(u) は、前のタイム ステップにおけるデータの値を返します。この演算子は、Requirements Table ブロックでのみ機能します。

z = prev(u) は、getPrevious(u) の代替の実行方法です。

入力引数

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データ。Requirements Table ブロックで定義されたデータとして指定します。u は入力データまたは出力データでなければなりません。プロパティ インスペクターで u の初期値を指定する必要があります。詳細については、Requirements Table ブロックのデータの定義を参照してください。

出力引数

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前のタイム ステップにおける値。u と同じデータ型をもつ値として返されます。

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開始時に、y0 に設定します。開始時に、前のタイム ステップにおける前提条件で入力データ u の値を思い出してください。1 つの要件では、u の前の値が現在の値以上であるかどうかをチェックし、もう 1 つの要件では、前の値が現在の値よりも小さいかどうかをチェックします。ブロックは、出力データ y に異なる値を割り当てます。

This image shows a Requirements table that changes the output action depending on the previous value of the block input. If the block input previous value is greater than or equal to the current value, the block outputs 1. Otherwise, the block outputs 2. At the start time, the block outputs 0.

ヒント

  • この演算子は、[要件] タブでのみ使用できます。

バージョン履歴

R2022a で導入