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slmetric.dashboard.Layout クラス

名前空間: slmetric.dashboard

(削除予定) メトリクス ダッシュボードのカスタマイズを保持するオブジェクトを作成する

メトリクス ダッシュボード ユーザー インターフェイス、関数 metricdashboardslmetric パッケージ API、および対応するカスタマイズは将来のリリースで削除される予定です。詳細については、Migrating from Metrics Dashboard to Model Maintainability Dashboardを参照してください。

説明

ウィジェット オブジェクトの配列を保持するオブジェクト。slmetric.dashboard.Layout オブジェクト内のウィジェットのサイズ、タイプ、および場所により、メトリクス ダッシュボードの外観が決定されます。以下にウィジェット オブジェクトを示します。

  • slmetric.dashboard.Group

  • slmetric.dashboard.Container

  • slmetric.dashboard.Widget

  • slmetric.dashboard.CustomWidget

作成

slmetric.dashboard.Configuration オブジェクトに対して、getDashboardLayout メソッドを使用して slmetric.dashboard.Layout オブジェクトを作成します。このオブジェクトでウィジェットを追加または削除できます。メトリクス ダッシュボードでのこれらのウィジェットのサイズおよび場所を指定できます。指定が完了したら、slmetric.dashboard.Configuration.save メソッドを適用して構成を保存します。関数 slmetric.dashboard.setActiveConfiguration を使用してアクティブな構成を設定します。

メトリクス ダッシュボード レイアウトは同じサイズの 12 列に分割されます。ウィジェット オブジェクト メソッドを使用して、ウィジェットのサイズを指定します。

メソッド

addWidget(To be removed) Add widget to slmetric.dashboard.Layout object
getWidgets(To be removed) Obtain a list of widgets in an slmetric.dashboard.Layout object
removeWidget(To be removed) Remove widget from slmetric.dashboard.Layout object

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メトリクス ダッシュボードおよびメトリクス API を使用して、モデル アドバイザー構成の準拠および問題のメトリクス データを取得します。モデル アドバイザー構成を設定するには、モデル アドバイザー構成エディターを使用したモデル アドバイザーのカスタマイズを参照してください。MISRA チェックなどの既存のチェック グループを使用することもできます。モデル アドバイザーの設定後、次の手順に従って、準拠および問題のメトリクス データを取得するチェック グループを指定します。

以下を入力してモデル vdp を開きます。

openExample('simulink_general/VanDerPolOscillatorExample')

既定の構成を開きます。

config = slmetric.config.Configuration.open()

該当するチェック グループに関連付けるメトリクス ファミリ ID を指定します。

famParamID = 'ModelAdvisorStandard';

チェック グループに対応するチェック グループ ID で構成された cell 配列を作成します。モデル アドバイザー構成エディターを開いて、チェック グループが含まれているフォルダーを選択して、チェック グループ ID を取得します。フォルダーには、[チェック グループ ID] パラメーターが含まれています。

values = {'maab', 'hisl_do178', '_SYSTEM_By Task_misra_c'};

上記の cell 配列は、MAB、高信頼性、および MISRA の各チェック グループを指定しています。値 maab および hisl_do178 は、MAB および高信頼性システム チェックのサブセットに対応しています。すべてのチェックを含めるには、モデル アドバイザー構成エディターから [チェック グループ ID] パラメーターの値を指定します。

構成を設定するには、cell 配列 valuessetMetricFamilyParameterValues メソッドに渡します。

setMetricFamilyParameterValues(config, famParamID, values);

[モデリング ガイドラインの準拠] セクションで [高信頼性] ダイヤル ウィジェットおよび [高信頼性] バー ウィジェットを、MISRA チェック グループの結果を使用するウィジェットに置換します。まず、メトリクス ダッシュボード レイアウトの既定の構成を開きます。

conf = slmetric.dashboard.Configuration.open();

slmetric.dashboard.Layout オブジェクトを slmetric.dashboard.Configuration オブジェクト conf から取得します。

layout = getDashboardLayout(conf);

レイアウト オブジェクト内のウィジェット オブジェクトを取得します。

layoutWidget = getWidgets(layout);

レイアウトから準拠グループを取得します。このグループには 2 つのコンテナーが含まれています。1 番目のコンテナーには、[高信頼性] ダイヤル ウィジェット、[MAB] ダイヤル ウィジェット、および [モデル アドバイザー チェックの問題] 棒グラフ ウィジェットが含まれています。[高信頼性] ダイヤル ウィジェットを削除します。

complianceGroup = layoutWidget(3);
complianceContainers = getWidgets(complianceGroup);
complianceContainerWidgets = getWidgets(complianceContainers(1));
complianceContainers(1).removeWidget(complianceContainerWidgets(1)); 
setMetricIDs(complianceContainerWidgets(1),...
({'mathworks.metrics.ModelAdvisorCompliance._SYSTEM_By Task_misra_c'}));
complianceContainerWidgets(1).Labels = {'MISRA'};

MISRA チェックの問題メトリクスを可視化するためのカスタム ウィジェットを complianceContainers slmetric.dashboard.Container オブジェクトに追加します。

misraWidget = complianceContainers(1).addWidget('Custom', 1); 
misraWidget.Title = ('MISRA'); 
misraWidget.VisualizationType = 'RadialGauge'; 
misraWidget.setMetricIDs('mathworks.metrics.ModelAdvisorCheckCompliance._SYSTEM_By Task_misra_c'); 
misraWidget.setWidths(slmetric.dashboard.Width.Medium);

構成オブジェクトを保存します。これらのコマンドは API 情報を XML ファイルにシリアル化します。

save(config,'FileName','MetricConfig.xml');
save(conf,'Filename','DashboardConfig.xml');

アクティブな構成を設定します。

slmetric.config.setActiveConfiguration(fullfile(pwd, 'MetricConfig.xml'));
slmetric.dashboard.setActiveConfiguration(fullfile(pwd, 'DashboardConfig.xml'));

モデル vdp のメトリクス ダッシュボードを開きます。

metricsdashboard vdp

[すべてのメトリクス] ボタンをクリックしてすべてのメトリクスを実行します。

バージョン履歴

R2018b で導入

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R2022a: メトリクス ダッシュボードは削除予定

メトリクス ダッシュボード ユーザー インターフェイス、関数 metricdashboardslmetric パッケージ API、および対応するカスタマイズは将来のリリースで削除される予定です。詳細については、Migrating from Metrics Dashboard to Model Maintainability Dashboardを参照してください。