C Function ブロックでの継承されたサイズの使用
この例では、C Function ブロックを使用して、2 つの入力ベクトルから、スケーリングされたベクトルのドット積を計算する方法について説明します。この例では、C Function ブロックは、入力として、継承されたサイズを持つ 2 つの行ベクトルを受け取ります。ブロックは、パラメーターを使用してデータをスケーリングします。ベクトルの次元 (C コードのループ インデックスを定義するために使用される) は、定数として定義されます。ブロックはドット積を計算し、結果を表示します。
open_system('CFunctionVectorDotProduct');
C Function ブロック パラメーター ダイアログ ボックスの [出力コード] ペインには、2 つの入力ベクトルに対してベクトルのドット積の計算を行うコードが含まれます。
ブロック パラメーターの [シンボル] テーブルに、コードで使用されるすべてのシンボルを定義しなければなりません。入力ベクトルのサイズが継承されるよう指定するには、テーブルの [サイズ] フィールドに -1
と指定します。シンボル scaleA
および scaleB
はブロックのパラメーターとして定義されます。これらのパラメーターは、ブロック パラメーター マスクに表示されます。この例で使用されるすべてのシンボルの定義を以下のテーブルに示します。