分割されたモデルからのコードの生成
モデルの分割およびスケジューリングは、生成コード内での関数呼び出しの順序に影響します。スケジュール エディターを使用してレートベース モデルまたは参照エクスポート関数モデルのスケジュールを編集すると、生成コードでの関数の順序はスケジュール エディターで指定されたスケジュールに依存します。結果として生じるコードでは、すべての分割がエントリ ポイントとして示されます。生成コードにはスケジューラは含まれないため、ユーザーが指定する必要があります。
メモ
コード生成機能を使用するには、Embedded Coder® と Simulink® Coder™ が必要です。
生成コードに対するスケジュール エディターの影響を確認するには、レートベース モデルの作成で作成されるモデルを使用します。
[モデル化] タブの [設計] セクションからスケジュール エディターを開きます。[分割の管理] パネルを使用して、Scheduled Subsystem 1 と Scheduled Subsystem 2 の分割をサンプル時間 0.01 で作成します。ブロック線図を更新します。
Scheduled_Subsystem_2
をScheduled_Subsystem_1
の上にドラッグすることで、分割の順序を変更します。コンポーネント モデルのコードを生成します。[アプリ] タブで、[C/C++ コード]、[モデルの作成] を選択します。
生成コードでは、関数の順序はスケジュール エディターで指定されたスケジュールに依存します。
メモ
接続に対する制約を変更すると生成コードに影響します。接続に関する変更は、遅延や依存関係についての基本設定を指定するのに役立ちます。