C Function ブロックでのエイリアス タイプの定義
この例では、C Function ブロックでエイリアス データ型を指定し、エイリアス データ型を使用するカスタム C コードを Simulink® モデルに統合する方法を示します。この例では、エイリアス データ型が multiply_func.h
ファイルで定義され、エイリアス データ型を使用する関数が multiply_func.c
ファイルで定義されています。ソース (.c
) ファイルとヘッダー (.h
) ファイルは、[コンフィギュレーション パラメーター] ダイアログ ボックスの [シミュレーション ターゲット] ペインで指定されます。ソース ファイルに含まれる関数を使用して計算が実行されます。
Simulink.importExternalCTypes
関数を使用してカスタム データ型を生成します。
Simulink.importExternalCTypes('multiply_func.h');
モデルを開きます。
open_system('mCFunction_AliasType')
ヘッダー ファイルでのエイリアス タイプ
ヘッダー ファイルでは、キーワード typedef
でエイリアス タイプが定義されます。この例では、double データ型のエイリアスが multiply_func.h
ファイルで typedef double doubleAlias
として定義されています。
ブロックでのエイリアス タイプの指定
C Function の [ブロック パラメーター] ダイアログ ボックス内の [端子とパラメーター] テーブルの [タイプ] 列で、データ型 doublealias
が指定されています。