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ブロックのアイコンのカスタマイズ

"マスク" はブロックの内容を非表示にするブロックのカスタム インターフェイスであり、独自のアイコンとパラメーター ダイアログ ボックスをもつ Atomic ブロックとして表示されます。マスクはブロックのロジックをカプセル化し、ブロック データへの制御されたアクセスを提供して、ブロック線図のグラフィカルな外観を単純化します。

マスクによって変更されるのはブロックへのインターフェイスのみで、基礎になるブロックの特性は変更されません。1 つ以上の基礎になるブロック パラメーターに対するアクセスを提供するには、対応するマスク パラメーターをマスクで定義します。

Simulink® ブロックをマスクすると次のようになります。

  • ブロック上にアイコンを表示する。

  • ブロック用にカスタマイズされたダイアログ ボックスを提供する。

  • 下にあるブロックの特定のパラメーターのみにアクセスできるようにするダイアログ ボックスを提供する。

  • マスク ブロックに固有のカスタマイズされた説明をユーザーに提供する。

  • MATLAB® コードを使用してパラメーターを初期化する。

ブロック上にアイコンを表示するマスクを作成するには、以下のようにします。

  1. ブロックを右クリックして、[マスク][マスクの作成] を選択します。

  2. [マスク エディター] ダイアログ ボックスで、[アイコン] タブをクリックします。

    Mask Editor dialog box for a Subsystem block with the Icon tab highlighted

  3. [マスク エディター] ツールストリップの [アイコン] タブで、[イメージの追加] をクリックします。

  4. 表示されたファイル ブラウザーで、使用するイメージに移動し、[開く] をクリックします。

  5. [マスク エディター] ツールストリップの [アイコン] タブで、[マスクの保存] をクリックします。

  6. [マスク エディター] ダイアログ ボックスを閉じます。

マスクの下を見るには、ブロックの左下隅にある矢印をクリックします。

An Inport block connects to a Subsystem block, which connects to an Outport block. The Subsystem block has a mask icon that looks like a toggle switch. In the lower left corner of the Subsystem block, there is an arrow pointing down. The arrow is circled in red.

ブロック パラメーターの値を変更できるマスクを作成する方法の例については、簡単なマスクの作成を参照してください。

The Block Parameters dialog for a Subsystem block mask shows text boxes where you can edit the values of the parameters Slope and Intercept.

マスクの詳細については、ブロック マスクの作成を参照してください。

参考

トピック