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slexpr

パラメーター オブジェクトの値で使用する式を生成

説明

expressionOut = slexpr(expressionIn) は MATLAB 構文の式 expressionIn をオブジェクト expressionOut に変換します。このオブジェクトを使用して、パラメーター オブジェクト (Simulink.Parameter など) の Value プロパティを設定することができます。複数のパラメーター オブジェクトを使用してブロック パラメーターの値を設定するときに、式を使用してオブジェクト間の数学的関係をモデル化することができます。詳細については、数式を使用した変数値の設定を参照してください。

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ベース ワークスペースで、点の形状のメトロノームの質量、長さおよび慣性モーメントを表す 3 つの Simulink.Parameter オブジェクトを作成します。

m = Simulink.Parameter;
r = Simulink.Parameter;
J = Simulink.Parameter;

質量を 0.1 kg、長さを 1.0 m に設定します。

m.Value = 0.1;
r.Value = 1.0;

慣性モーメントの値を、質量に長さの平方を乗算したものに設定します。

J.Value = slexpr('m*r^2');

Simulink® は式 m*r^2 を保持します。質量または長さの値を変更した場合、Simulink は慣性モーメントの値を再計算します。

入力引数

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ターゲット式。string または文字ベクトルとして指定します。

例: "myParam + myOtherParam"

データ型: char | string

出力引数

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ターゲット式の Simulink 表現。Simulink.data.Expression オブジェクトとして返されます。Simulink.data.Expression オブジェクトは、パラメーター オブジェクトの Value プロパティ以外では使用されません。

バージョン履歴

R2018a で導入