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saveToSource

モデル ワークスペースの変更をモデル ワークスペースの外部データ ソースに保存する

説明

saveToSource(mdlWks) では、Simulink.ModelWorkspace オブジェクト mdlWks で表されるモデル ワークスペース内の変数が、モデル ワークスペースの FileName プロパティで指定された MAT ファイルまたはスクリプト ファイルに保存されます。

モデル ワークスペースの DataSource プロパティを 'MAT-File' または 'MATLAB File' に設定する場合、FileName プロパティにはワークスペースの外部データ ソースとして機能するファイルの名前を指定します。モデル ワークスペース内の変数を変更するときは、saveToSource を使用して変更を外部データ ソースに完全に保存します。

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モデル例 vdp を開きます。

openExample('simulink_general/VanDerPolOscillatorExample')

vdp のモデル ワークスペースを表す Simulink.ModelWorkspace オブジェクトを作成します。

mdlWks = get_param('vdp','ModelWorkspace');

モデル ワークスペースにいくつかの変数を作成します。

assignin(mdlWks,'myVar',5.12)
assignin(mdlWks,'myOtherVar',7.22)

myVars.mat という名前の MAT ファイルをデータ ソースとして使用するようにモデル ワークスペースを構成します。

mdlWks.DataSource = 'MAT-File';
mdlWks.FileName = 'myVars.mat';

変数を外部データ ソース (MAT ファイル) に保存します。

saveToSource(mdlWks)

現在のフォルダーにファイルが表示されます。

入力引数

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ターゲット モデル ワークスペース。Simulink.ModelWorkspace オブジェクトとして指定します。

バージョン履歴

R2006a より前に導入