Simulink.MDLInfo.getDescription

ファイルを読み込まずに SLX、SLXP、または MDL ファイルの説明を抽出する

構文

d = Simulink.MDLInfo.getDescription(file)

説明

d = Simulink.MDLInfo.getDescription(file) はファイルを読み込まずに指定された SLX、SLXP、または MDL ファイルの説明を返します。

例

モデルの説明を取得する

モデルを読み込んだりモデルの Simulink.MDLInfo オブジェクトを作成したりせずに vdp モデルの説明を取得します。

d = Simulink.MDLInfo.getDescription('vdp')

d = 
    'The van der Pol Equation
     
     This is a simulation of a nonlinear second order system.'

入力引数

file — SLX、SLXP、または MDL ファイルの名前

文字ベクトル | string スカラー

SLX、SLXP、または MDL ファイルの名前。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。

ファイル名には部分パス、絶対パス、相対パスを含めることも、パスを含めないこともできます。パスを指定しない場合、ファイルの拡張子はオプションです。

名前を共有する優先順位が低いファイルによって予期しない結果が発生するのを避けるために、完全修飾ファイル名を指定します。

例: Simulink.MDLInfo('vdp')

例: Simulink.MDLInfo('mymodel.slx')

例: Simulink.MDLInfo('mydir/mymodel.slx')

例: Simulink.MDLInfo('C:/mydir/mymodel.slx')

データ型: char | string

バージョン履歴

R2009b で導入

参考

Simulink.MDLInfo | Simulink.MDLInfo.getMetadata