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close

データ ディクショナリと Simulink.data.Dictionary オブジェクトの間の接続を閉じる

説明

close(dictionaryObj) は、Simulink.data.Dictionary オブジェクト dictionaryObj とそれが表すデータ ディクショナリの間の接続を閉じます。dictionaryObjSimulink.data.Dictionary オブジェクトとして残りますが、いずれのデータ ディクショナリも表さなくなります。

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データ ディクショナリ myDictionary_ex_API.sldd を開き、myDictionaryObj という名前の Simulink.data.Dictionary オブジェクトで表します。

myDictionaryObj = Simulink.data.dictionary.open('myDictionary_ex_API.sldd');

myDictionaryObjmyDictionary_ex_API.sldd との間の接続の削除

close(myDictionaryObj);

入力引数

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ターゲットの Simulink.data.Dictionary オブジェクト。オブジェクトのハンドルとして指定します。

ヒント

  • Simulink.data.Dictionary オブジェクトのデータ ディクショナリへの関連付けを解除するには、カスタム MATLAB 関数の close を使用します。カスタム MATLAB 関数では、関数ワークスペースの変数やオブジェクトの作成と格納が可能ですが、それらの変数やオブジェクトを削除することはできません。

  • 関数 close は、対応するデータ ディクショナリの内容や状態には影響しません。この関数は、表されているディクショナリやエントリに対する未保存の変更を破棄しません。後でそれらを保存または破棄することができます。

バージョン履歴

R2015a で導入