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Simulink.BlockDiagram.buildRapidAcceleratorTarget

モデルのラピッド アクセラレータ ターゲットをビルドして実行時パラメーター セットを返す

説明

rtp = Simulink.BlockDiagram.buildRapidAcceleratorTarget(mdl) は、モデル mdl のラピッド アクセラレータ ターゲットをビルドし、実行時パラメーター セット rtp を返します。

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MATLAB® コマンド ウィンドウで以下のように入力します。

rtp = Simulink.BlockDiagram.buildRapidAcceleratorTarget('f14')
### Building the rapid accelerator target for model: f14
### Successfully built the rapid accelerator target for model: f14

rtp = 

    modelChecksum: [2.6812e+09 2.7198e+09 589261472 4.0180e+09]
       parameters: [1x1 struct]

入力引数

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Simulink モデルの名前またはハンドル

例: 'modelName'

出力引数

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2 つの要素を含んだ実行時パラメーター セット:

  • modelChecksum - モデルの構造をエンコードする 1 行 4 列のベクトル。

  • parameters - モデル内の調整可能なパラメーターの構造体。この構造体には、次のフィールドがあります。

    フィールド説明
    dataTypeName

    データ型の名前、たとえば double

    dataTypeId

    Simulink® Coder™ で使用される内部データ型識別子。

    complex

    複素数型または実数型の指定。実数型は 0、複素数型は 1 です。

    dtTransIdx

    Simulink Coder で使用される内部データ型識別子。

    values

    parameters サブ構造体内でこのエントリに関連付けられたすべての値。

    map

    値とモデルの調整可能なパラメーターを関連付けるマッピング構造体情報。この構造体には、次のフィールドがあります。

    • Identifier:調整可能なパラメーターの名前。

    • ValueIndices:値フィールドの開始インデックスと終了インデックス、[startIdx, endIdx]

    • Dimensions:調整可能なパラメーターの次元 (一般に、行列は列優先の形式で保存)。

バージョン履歴

R2012b で導入