Resettable Subsystem
この例では、2 つの Resettable Subsystem を使用してランプ信号を実装する方法を示します。サブシステム内のすべてのブロックの状態を条件付きで初期条件にリセットする場合は、Resettable Subsystem の使用を検討してください。Resettable Subsystem はタイム ステップごとに実行されますが、リセット端子でトリガー信号が発生するとその中のブロックの状態が条件付きでリセットされます。詳細については、Resettable Subsystem の使用を参照してください。
シミュレーションの実行後、スコープに 3 つのプロットが表示されます。上部プロットと下部プロットは最初のランプを参照として、その積分とともに示します。上部プロットと下部プロットに対応するサブシステムはパルスの立ち上がりエッジと立ち下がりエッジごとにそれぞれリセットされます。各サブシステムがリセットされると、Integrator ブロックの状態は初期状態の値である 0
に設定されます。中央のプロットを参照して、各サブシステムでのリセットのタイミングを決定します。
各ブロックで独自のリセット端子を必要とせずに、サブシステム内のブロックでリセットが発生します。これにより、サブシステム レベルでのリセット処理がより簡単になります。