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coder.ExternalDependency.updateBuildInfo

クラス: coder.ExternalDependency
名前空間: coder

コード ジェネレーターで使用するコンパイラ フラグとその他のビルド オプションの構成

構文

coder.ExternalDependency.updateBuildInfo(buildInfo,bldcfg)

説明

coder.ExternalDependency.updateBuildInfo(buildInfo,bldcfg) は、コード ジェネレーターにコンパイラ フラグとその他のビルド オプションを渡すために使用できる静的メソッドです。コード ジェネレーターは、このメソッドを呼び出して、コード生成後にコードをビルドする方法を決定します。このメソッドは、ビルド情報オブジェクト buildInfo とビルド コンテキスト オブジェクト bldcfg を入力として受け取り、これらのオブジェクトのメソッドを使用して、それぞれビルド情報とビルド コンテキストにアクセスできます。

coder.ExternalDependency.updateBuildInfo を使用するには、次の手順に従います。

  1. coder.ExternalDependency を継承するカスタム クラスを作成します。

  2. カスタム クラスに coder.ExternalDependency.updateBuildInfo を実装します。buildInfo オブジェクトを変更して、コンパイラ フラグ、カスタム インクルード、カスタム ライブラリ、その他のビルド情報を指定します。

  3. コードを生成する MATLAB® 関数で、カスタム クラスまたはそのメソッドのいずれかを使用します。

  4. コード生成時に、コード ジェネレーターはカスタム クラスの coder.ExternalDependency.updateBuildInfo メソッドを呼び出します。

メモ

コード ジェネレーターは、サブクラスの coder.ExternalDependency.updateBuildInfo メソッドを呼び出すとき、そのサブクラスが継承したすべてのクラスの coder.ExternalDependency.updateBuildInfo メソッドも呼び出します。コード ジェネレーターは、クラス階層内の各クラスの coder.ExternalDependency.updateBuildInfo メソッドを 1 回だけ呼び出します。

入力引数

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ビルド情報。ハンドルとして指定します。

コード生成時のビルド コンテキスト。coder.BuildConfig オブジェクトとして指定します。coder.BuildConfig メソッドを使用してビルド コンテキストに関する情報を取得します。

制限

  • ビルド情報メソッド AddIncludeFilescoder.ExternalDependency.updateBuildInfo メソッドでは有効ではありません。

詳細

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拡張機能

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C/C++ コード生成
MATLAB® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

バージョン履歴

R2013b で導入

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