Check Input Resolution
入力信号が指定された分解能をもつかどうかのチェック
ライブラリ:
Simulink /
Model Verification
HDL Coder /
Model Verification
説明
Check Input Resolution ブロックは、入力信号が指定された分解能をもつかどうかをチェックします。ブロック入力および分解能はスカラーまたはベクトルのいずれかになります。入力および分解能は同じデータ型でなければなりません。
[分解能] パラメーターがスカラーの場合、ブロックは指定されたスカラーの分解能に対する入力信号の絶対値を計算します。その後、計算された絶対値は 10e-3
の許容誤差と比較され、比較後にアサーションが実行されます。絶対値が許容誤差未満であった場合、アサーションは true (1)
であり、ブロックは処理を行いません。そうでない場合、既定の設定ではブロックはシミュレーションを停止してエラー メッセージを返します。[分解能] パラメーターがベクトルの場合、入力信号の値が分解能ベクトルの要素のいずれかと等しければ true (1)
をアサートします。
ブロックは、信号および分解能の次元に応じて、いくつかの追加の方法で入力を分解能と比較します。
スカラー入力信号または分解能をベクトル入力信号または分解能と比較する場合、ブロックはスカラーをベクトルの各要素と比較します。
ベクトル入力信号をベクトル分解能と比較する場合、ブロックは入力信号を分解能と要素単位で比較します。
入力信号および分解能が両方ともベクトルであるモデルの場合、入力信号および分解能は次元が同じでなければなりません。
端子
入力
出力
パラメーター
ブロックの特性
データ型 |
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直達 |
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多次元信号 |
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可変サイズの信号 |
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ゼロクロッシング検出 |
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拡張機能
バージョン履歴
R2006a より前に導入