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jc_0644: 型の設定方法
R2020a 以降
該当ガイドライン
Control Algorithm Modeling Guidelines - Using MATLAB®, Simulink®, and Stateflow®
サブ ID 推奨事項
NA-MAAB — 推奨事項なし
JMAAB — a
MATLAB バージョン
すべて
ルール
サブ ID a
データ型がデータ オブジェクトで設定されている場合、ブロックまたは Stateflow データ ディクショナリを使用してデータ型を設定しません。
該当なし
型はデータ オブジェクトで設定されています。
根拠
サブ ID a:
ブロック内でデータ型が設定され、それがデータ オブジェクトの型の設定と異なる場合は、どちらが正しい設定かを判断するのが難しくなる場合があります。これにより、可読性が損われる可能性があります。
ブロック内で型が設定されている場合は、信号線の型が変更されたときに保守性が影響を受けます。
例外:
ブロック構造が同じ場合、入力/出力データ型間の違いによって、C ソース コードが異なり、再利用できなくなります。再利用可能な関数の場合、入力/出力ブロックのデータ型をサブシステム レベルで指定しなければなりません。
Data Type Conversion ブロックは、データ型を明示的に設定するために使用されます。
データ型が
fixdt
(固定小数点) の場合、ブロックごとにデータ点が異なる可能性があるため、データ型を個別に設定しなければなりません。このシナリオでは、データ オブジェクトのみを使用してデータ型を設定することはできません。一部のブロック タイプは
Boolean
に設定しなければなりません。Double
型は一般的にプラント モデルおよびラピッド制御プロトタイピング (RCP) に対して使用されるため、このルールの範囲外です。組み込みのソフトウェアでは、特定の状況で double 型を使用します。これらのブロックに設定を行う場合は、double
型の使用を最小限にするように注意してください。
検証
モデル アドバイザー チェック: Check type setting by data objects (Simulink Check)
最終更新
R2020a
バージョン履歴
R2020a で導入