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jc_0231: ブロック名に使用できる文字

R2020a 以降

該当ガイドライン

Control Algorithm Modeling Guidelines - Using MATLAB®, Simulink®, and Stateflow®

サブ ID 推奨事項

  • NA-MAAB — a、b、c、d、e、f

  • JMAAB — a、b、c、d、e、f

MATLAB バージョン

すべて

ルール

サブ ID a

基本のブロック名には、以下の種類の文字のみ使用します。

  • 半角英数字 (a-zA-Z0-9)

  • 半角アンダースコア (_)

新しいブロック名を追加するときに、改行と半角スペースは使用できません。ただし、Simulink ライブラリに保存されているブロック名としてこれらの文字が最初に使用されている場合は、使用できます。

全角文字と制御文字は使用しません。

例外

Inport ブロックと Outport ブロック

カスタム パラメーター

該当なし

例 — 正

ブロック名は Simulink ライブラリに登録されます。

例 — 誤

半角スペース、全角文字、および記号文字が使用されています。

サブ ID b

ブロック名は、先頭に数値を使用しません。

例外

Inport ブロックと Outport ブロック

カスタム パラメーター

該当なし

例 — 誤

サブ ID c

ブロック名は、先頭にアンダースコアを使用しません。

例外

Inport ブロックと Outport ブロック

カスタム パラメーター

該当なし

例 — 誤

サブ ID d

基本ブロック名は、末尾にアンダースコアを使用しません。

例外

Inport ブロックと Outport ブロック

カスタム パラメーター

該当なし

例 — 誤

サブ ID e

基本ブロック名は、連続したアンダースコアを使用しません。

例外

Inport ブロックと Outport ブロック

カスタム パラメーター

該当なし

例 — 誤

サブ ID f

基本ブロック名は、単一の MATLAB 予約語のみで構成されません。

例外

Inport ブロックと Outport ブロック

カスタム パラメーター

該当なし

例 — 誤

根拠

サブ ID a、b:

  • ルールから外れることで、モデルとコードの整合性の維持が難しくなる可能性があります。

サブ ID c、e:

  • 可読性が損われます。

サブ ID d:

  • 可読性が損われます。

  • アンダースコアを使用して単語を区切ることができます。ただし、アンダースコアは、一般的に単語の区切りとして使用されるため、記述ミスと解釈される可能性があります。

サブ ID f:

  • 可読性が損われます。

  • ルールから外れると、予期しない問題が発生する可能性があります。

検証

モデル アドバイザー チェック: Check character usage in block names (Simulink Check)

最終更新

R2020a

参考

バージョン履歴

R2020a で導入