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オーバーフローで飽和

信号の値が信号のデータ型に対して大きすぎる場合に行う診断アクション

モデル コンフィギュレーション ペイン: 診断 / データ有効性

説明

[オーバーフローで飽和] パラメーターは、信号の値が信号のデータ型では表現できないほど大きく、結果として飽和が発生した場合に実行する診断アクションを指定します。このパラメーターは、整数と固定小数点のデータ型に対して飽和になるオーバーフローにのみ適用されます。

浮動小数点のオーバーフロー (double または single データ型を持つ信号の Inf または NaN の値など) をチェックするには、[Inf または NaN のブロックの出力] パラメーターを使用します。

設定

警告 (既定値) | エラー | なし
警告

信号の値が大きすぎて信号のデータ型で表現できない場合、警告が表示されます。

エラー

信号の値が大きすぎて信号のデータ型で表現できない場合はエラーが発生し、シミュレーションまたはコード生成が終了します。

コード生成中、最適化を行うためにモデル内の 1 つ以上のブロックがシミュレーションされることがあります。このプロセスで信号の値が大きくなりすぎて信号のデータ型で表現できなくなった場合、エラーが発行され、コード生成が終了します。

なし

信号の値が大きすぎて信号のデータ型で表現できない場合、診断は発行されません。

推奨設定

アプリケーション設定
デバッグ警告
トレーサビリティ影響なし
効率性影響なし
安全対策エラー

プログラムでの使用

パラメーター: IntegerSaturationMsg
型: string | 文字ベクトル
値: "none" | "warning" | "error"
既定の設定: "warning"

バージョン履歴

R2014b で導入