代数ループの発生の最小化
参照モデルに関連する疑似代数ループの削除を試みるオプション
モデル コンフィギュレーション ペイン: モデル参照
説明
[代数ループの発生の最小化] コンフィギュレーション パラメーターは、現在の参照モデルを含むモデルからの疑似代数ループの削除を試みます。
参照モデルのコンフィギュレーション パラメーターの設定
モデル参照階層では、現在のモデルの階層構造における最上位モデルと現在の参照モデルのどちらのコンフィギュレーション パラメーターを編集するかに応じて、[コンフィギュレーション パラメーター] ダイアログ ボックスの開き方が異なります。
現在のモデルの階層構造における最上位モデル — Simulink® ツールストリップの [モデル化] タブで [モデル設定] をクリックします。
現在の参照モデル — Simulink ツールストリップの [モデル化] タブで [モデル設定] ボタンの矢印をクリックします。その後、[参照モデル] セクションで [モデル設定] を選択します。
あるいは、参照モデルを最上位モデルとして開きます。その後、Simulink ツールストリップの [モデル化] タブで [モデル設定] をクリックします。
依存関係
このパラメーターを有効にするには、[最上位モデルごとに可能なインスタンスの総数] を [1]
または [複数]
に設定します。
設定
off
(既定値) | on
on
ソフトウェアは、現在の参照モデルを含むモデルからの疑似代数ループの削除を試みます。
off
ソフトウェアは、現在の参照モデルを含むモデルからの疑似代数ループの削除を試みません。
推奨設定
アプリケーション | 設定 |
---|---|
デバッグ | 影響なし |
トレーサビリティ | 影響なし |
効率性 | 影響なし |
安全対策 | 推奨なし |
プログラムでの使用
パラメーター: ModelReferenceMinAlgLoopOccurrences |
値: 'on' | 'off' |
既定の設定: 'off' |
制限
このパラメーターを Simulink Coder™ の [1 つの出力/更新関数] (Simulink Coder) パラメーターと共に有効にすると、エラーになります。
バージョン履歴
R2006a より前に導入