Inf または NaN のブロック出力
説明
ブロック出力の値が現在のタイム ステップで Inf
または NaN
のときに行う診断アクションを選択します。
メモ
アクセラレータ モードでは、実行時の診断は何もサポートされていません。
カテゴリ: 診断
設定
既定の設定: なし
なし
Simulink® ソフトウェアはいかなるアクションも実行しません。
警告
Simulink ソフトウェアが警告を表示します。
エラー
Simulink ソフトウェアはシミュレーションを終了し、エラー メッセージを表示します。
ヒント
この診断は、データ型が
double
またはsingle
の場合の浮動小数点オーバーフローにのみ適用されます。整数および固定小数点のオーバーフローをチェックするには、[オーバーフロー時にラップ] 診断を選択します (詳細はオーバーフロー時にラップを参照してください)。
アクセラレータ モードで参照されるモデルに対して、[Inf または NaN のブロックの出力] パラメーター設定を
[なし]
以外の値に設定した場合、Simulink はその設定を無視します。モデル アドバイザーを使用して、高速シミュレーションの最中に Simulink によってコンフィギュレーション パラメーター設定が変更される参照モデルを特定できます。
Simulink エディターの [モデル化] タブで、[モデル アドバイザー] をクリックし、[OK] をクリックします。
[タスク別] を選択します。
[高速化されたモデル参照シミュレーション中に無視された診断設定をチェック] チェックを実行します。
コマンド ライン情報
パラメーター: SignalInfNanChecking |
値: 'none' | 'warning' | 'error' |
既定の設定: 'none' |
推奨設定
アプリケーション | 設定 |
---|---|
デバッグ | 影響なし |
トレーサビリティ | 影響なし |
効率性 | 影響なし |
安全対策 | エラー |