書き込み前の読み取りを検出
説明
このタイム ステップで、モデルがデータを書き込んでいないデータ ストアからデータを読み取ろうとしたときに実行する診断アクションを選択します。
カテゴリ: 診断
設定
既定の設定: ローカル設定を使用
ローカル設定を使用
(モデル ワークスペースで Data Store Memory ブロックまたは
Simulink.Signal
オブジェクトによって定義される) 各ローカル データ ストアには、ブロックによって指定された設定を使用します。(ベース ワークスペースでSimulink.Signal
オブジェクトによって定義される) 各グローバル データ ストアに対しては、この診断を無効にします。すべて無効
モデルによってアクセスされるすべてのデータ ストアに対してこの診断を無効にします。
警告としてすべて有効
MATLAB® のコマンド ラインに診断を警告として表示します。
エラーとしてすべて有効
シミュレーションを停止して、エラー ダイアログ ボックスに診断を表示します。
メモ
アクセラレータ モードおよびラピッド アクセラレータ モードでのモデル参照シミュレーションの最中に、[書き込み前の読み取りを検出] パラメーターが [警告としてすべて有効]
、[エラーとしてすべて有効]
または [ローカル設定を使用]
に設定されている場合、Simulink® はこの設定を一時的に [すべて無効]
に変更します。
モデル アドバイザーを使用して、高速シミュレーションの最中に Simulink によってコンフィギュレーションがこのパラメーター設定に変更される参照モデルを特定できます。
Simulink エディターの [モデル化] タブで、[モデル アドバイザー] をクリックし、[OK] をクリックします。
[タスク別] を選択します。
[高速化されたモデル参照シミュレーション中に無視された診断設定をチェック] チェックを実行します。
コマンド ライン情報
パラメーター: ReadBeforeWriteMsg |
値: 'UseLocalSettings' | 'DisableAll' | 'EnableAllAsWarning' | 'EnableAllAsError' |
既定の設定: 'UseLocalSettings' |
推奨設定
アプリケーション | 設定 |
---|---|
デバッグ | 影響なし |
トレーサビリティ | 影響なし |
効率性 | 影響なし |
安全対策 | エラーとしてすべて有効 |