調整可能性の消失を検出
説明
調整可能な変数をもつ式が生成されたコードで数値的に等価な式に簡略化されているときに行う診断アクションを選択します。
カテゴリ: 診断
設定
既定の設定: [警告]
(GRT ターゲットの場合) | [エラー]
(ERT ターゲットの場合)
なし
何のアクションもしません。
警告
警告を生成します。
エラー
シミュレーションまたはコード生成を終了してエラーを生成します。
ヒント
この診断は名前付き調整可能なパラメーター (非自動ストレージ クラスをもつパラメーター) にのみ適用されます。
ERT ベースのターゲットの [調整可能性の消失を検出] の既定値は
[エラー]
です。ERT ベースではないシステムのターゲット ファイルを ERT ベースに切り替えるには、[調整可能性の消失を検出] を[エラー]
に設定します。ただし、[調整可能性の消失を検出] の設定を後で変更できます。調整可能なワークスペース変数がマスク初期化コードによって修正されるか、サポートされていない演算子または関数を含む算術式で使用される場合、式は数値に簡略化されるため調整できません。
コマンド ライン情報
パラメーター: ParameterTunabilityLossMsg |
型: 文字ベクトル |
値: 'none' | 'warning' | 'error' |
既定の設定: 'warning' (GRT ターゲットの場合) | 'error' (ERT ターゲットの場合) |
推奨設定
アプリケーション | 設定 |
---|---|
デバッグ | 影響なし |
トレーサビリティ | 影響なし |
効率性 | 影響なし |
安全対策 | エラー |
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