信号アナライザーのカスタマイズ
ラインの色とスタイルの指定
ラインのスタイルと色を指定するには、信号の [ライン] 列をクリックします。[ライン] 列が表示されていない場合は、列セレクター ボタン を使用して列を追加します。パレットから色とラインのスタイルを選択します。信号に対してカスタム色を選択するには、[カスタム] をクリックします。カスタム色は、RGB 3 成分または 16 進数コードで指定できます。複素信号の場合、設定した色は実数部に対応します。虚数部の色は同じ色相と彩度を持ち、輝度の値が異なります。
信号テーブルの列の追加または削除
信号テーブルの列には、プロットの構成プロパティおよび信号プロパティが表示されます。列を追加または削除するには、列セレクター ボタン をクリックします。リストから表示する列を選択し、[OK] をクリックします。列を選択すると、新しい列が列の選択リストの表示順にテーブルに追加されます。
信号アナライザーディスプレイの変更
目的 | 操作 | ||||||
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ディスプレイ領域を拡大するためにワークスペース ブラウザーまたは信号テーブルを非表示にする。 | [アナライザー] タブのどちらかのレイアウト ボタンをクリックします。 | ||||||
データを検証するためにズームと移動を行う。 | [表示] タブのいずれかのズーム操作を選択します。 または、[パナー] | ||||||
スペクトログラム、スカログラム、またはパーシステンス スペクトルのカラーマップを現在のパワーまたは密度範囲に合わせる。 | [表示] タブで、 | ||||||
プロットの座標軸の最小値と最大値を設定する。 | [時間]、[スペクトル]、[パーシステンス スペクトル]、[スペクトログラム] または [スカログラム] タブで、座標軸の限界値を入力します。また、[表示] タブで最小時間値および最大時間値を変更できます。 ディスプレイの座標軸を設定するときは、限界値を指定する前に時間単位または周波数単位を指定できます。いくつかの工学単位も利用できます。
メモ 座標軸の複数の限界値で異なる時間単位または周波数単位を選択した場合は、いずれのプロットも変更されません。 | ||||||
プロットされた信号を示す凡例を表示または非表示にする。 | [表示] タブの [凡例] 各ディスプレイがそれぞれの凡例を取得します。凡例は、ディスプレイの上部または右側に表示されます。 ディスプレイの各信号について、凡例に信号名と信号の色が表示されます。複素信号の場合、最初の信号色は実数部を表し、2 番目の信号色は虚数部を表します。 | ||||||
ディスプレイをリンクまたはリンク解除する。 | ディスプレイを選択します。[表示] タブの [時間のリンク] を選択します。[時間のリンク] は、2 つ以上のディスプレイがあり、少なくとも 1 つの信号に時間情報が含まれている場合にのみ有効化されます。 ディスプレイのリンクを解除するには、ディスプレイを選択して [時間のリンク] をオフにします。 周波数軸はディスプレイ間でリンクされません。 | ||||||
時間プロットの y 軸に沿って 0 から 1 までの各信号のデータを正規化する。 | [時間] タブの [Y 軸の正規化] を選択します。 | ||||||
信号の時間プロットで各サンプル点にマーカーを表示する。 | [時間] タブの [マーカーの表示] を選択します。 |
信号アナライザーの基本設定
時間情報を持つが timetable として格納されていない信号をエクスポートまたは保存する場合は、既定の設定では、時間情報は保存されません。信号を timetable として保存することで時間情報を保持する場合は、[アナライザー] タブの [基本設定] をクリックし、
[信号に時間情報がある場合は常に timetable を使用]
をオンにします。時間情報を持つが timetable として格納されていない信号に関連するスクリプトを生成する場合は、既定の設定では、時間情報は保存されません。信号を timetable として扱うスクリプトを生成することで時間情報を保持する場合は、[アナライザー] タブの [基本設定] をクリックし、
[信号に時間情報がある場合は常に timetable を使用]
をオンにします。