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複素信号のクロス スペクトログラム
3 kHz でそれぞれ 1 秒間サンプリングされた 2 つの信号を生成します。最初の信号は 2 次チャープで、測定中に周波数が 300 Hz から 1300 Hz に増加します。チャープはホワイト ガウス ノイズに組み込まれます。2 番目の信号もホワイト ノイズに組み込まれますが、これは正弦関数的に変化する周波数成分をもつチャープです。
fs = 3000;
t = 0:1/fs:1-1/fs;
x1 = chirp(t,300,t(end),1300,'quadratic')+randn(size(t))/100;
x2 = exp(2j*pi*100*cos(2*pi*2*t))+randn(size(t))/100;
2 つの信号のクロス スペクトログラムを計算し、プロットします。隣接するセグメント間で 255 サンプルがオーバーラップする 256 サンプルのセグメントに信号を分割します。形状係数が β = 30 のカイザー ウィンドウを使用して、セグメントにウィンドウを適用します。既定の DFT の点の数を使用します。クロス スペクトログラムの中央を周波数ゼロに揃えます。
nwin = 256; xspectrogram(x1,x2,kaiser(nwin,30),nwin-1,[],fs,'centered','yaxis')
パワー スペクトル密度の代わりにパワー スペクトルを計算します。–40 dB より小さい値をゼロに設定します。プロットの中央をナイキスト周波数に揃えます。
xspectrogram(x1,x2,kaiser(nwin,30),nwin-1,[],fs, ... 'power','MinThreshold',-40,'yaxis') title('Cross-Spectrogram of Quadratic Chirp and Complex Chirp')
しきい値処理により、共通周波数の領域がさらに強調表示されます。