sigwin.blackmanharris クラス
名前空間: sigwin
ブラックマン・ハリス ウィンドウ オブジェクトの構築
説明
メモ
sigwin.blackmanharris の使用は推奨されていません。代わりに blackmanharris を使用してください。
sigwin.blackmanharris では、ウィンドウ法でのスペクトル解析や FIR フィルター処理に使用する、ブラックマン・ハリス ウィンドウ オブジェクトのハンドルが作成されます。オブジェクト メソッドにより、ウィンドウの値をワークスペースにインポートし、ASCII ファイルにエクスポートできます。
次の方程式は、長さ N の対称的なブラックマン・ハリス ウィンドウを定義するものです。
次の方程式は、長さ N の "周期的" ブラックマン・ハリス ウィンドウを定義します。
以下の表に係数をリストします。
| 係数 | 値 |
|---|---|
a0 | 0.35875 |
a1 | 0.48829 |
a2 | 0.14128 |
a3 | 0.01168 |
構築
H = sigwin.blackmanharris では、長さ 64 のブラックマン・ハリス ウィンドウ オブジェクト H が返されます。
H = sigwin.blackmanharris( では、長さ Length)Length のブラックマン・ハリス ウィンドウ オブジェクト H が返されます。Length は正の整数でなければなりません。Length に整数以外の正の値を入力すると、長さは最も近い整数に丸められます。Length に 1 を入力すると、1 という単一の値をもつウィンドウとなります。
プロパティ
| ブラックマン・ハリス ウィンドウの長さ。ウィンドウの長さは正の整数でなければなりません。 |
|
|
メソッド
| generate | ブラックマン–ハリス ウィンドウの生成 |
| info | ブラックマン・ハリス ウィンドウ オブジェクトについての情報の表示 |
| winwrite | ブラックマン・ハリス ウィンドウの ASCII ファイルへの保存 |
コピーのセマンティクス
ハンドル。コピーのセマンティクスがクラスの使用に及ぼす影響は、MATLAB® の『プログラミングの基礎』にあるオブジェクトのコピーを参照してください。
例
参考文献
harris, fredric j. “On the Use of Windows for Harmonic Analysis with the Discrete Fourier Transform.” Proceedings of the IEEE®.Vol. 66, January 1978, pp. 51–83.
