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rtwreport

(削除対象) モデル用の生成されたコード レポートを Simulink Report Generator で作成する

rtwreport は将来のリリースで削除されます。代わりに coder.report.generate を使用してください。詳細については、互換性についての考慮事項を参照してください。

説明

rtwreport(model) は、モデル用のコード生成情報のレポートを作成します。関数はレポートを生成する前にモデルを読み込んでコードを生成します。コード ジェネレーターはレポートに codegen.html という名前を付けます。そのファイルは、現在のフォルダーに配置されます。レポートには以下の情報があります。

  • サブシステムを含むモデルのスナップショット

  • ブロックの実行順序の一覧

  • 生成コード ファイル、コンフィギュレーション設定、サブシステム マップおよびトレーサビリティ レポートのリストを含むコード生成の概要

  • ビルド フォルダー内にあるすべての生成コードのリスト

rtwreport(model,folder) は、ビルド フォルダー model_target_rtw を指定します。ビルド フォルダー (folder) および slprj フォルダーは、Code generation folder内になければなりません。ソフトウェアが folder を見つけることができなかった場合、エラーが発生し、コードは生成されません。

入力引数

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レポートが生成されるモデルの名前です。文字ベクトルとして指定します。

データ型: string | char

ビルド フォルダーの名前。文字ベクトルとして指定します。複数のビルド フォルダーがある場合は、フォルダー名を含めます。たとえば、GRT や ERT のような異なるターゲットを使用する、複数のビルドがある場合、次のようにします。

データ型: string | char

バージョン履歴

R2007a で導入

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R2021a: 関数 rtwreport は削除予定

関数 rtwreport は将来のリリースで削除されます。代わりに coder.report.generate を使用してください。

コードを更新するには、関数名 rtwreport のインスタンスを coder.report.generate に変更します。入力引数を変更する必要はありません。

関数 rtwreport とは異なり、関数 coder.report.generate は生成されるレポートの設定に使用できる追加の入力オプションを提供します。ただし、関数 coder.report.generate にはモデルのスナップショットまたはブロックの実行順序の一覧は含まれません。