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コード生成レポートを作成

HTML レポートに生成されたコードを記述する

モデル コンフィギュレーション ペイン: [コード生成] / [レポート]

説明

[コード生成レポートを作成] パラメーターは、コードとモデルの要素のトレーサビリティを提供する HTML レポートを生成します。

依存関係

このパラメーターにより以下が有効になります。

.

設定

off (既定値) | on
オン

HTML レポートにコード生成のソース ファイルの概要を生成します。ビルド フォルダー内の html サブフォルダーにレポート ファイルを配置します。レポートでは、以下のとおりです。

  • [概要] セクションにバージョンと日付情報がリストされます。[コード生成時のコンフィギュレーション設定] リンクを使用すると、コード生成時に TLC オプションなどの Simulink® モデル設定を表示する [コンフィギュレーション パラメーター] ダイアログの編集不可のビューが開きます。

  • [Subsystem レポート] セクションには、モデル内の非バーチャル サブシステムについての情報が含まれています。

  • [コード インターフェイス レポート] セクションでは、モデル エントリ ポイント関数や入出力データなど、生成されたコード インターフェイスに関する情報が示されます (Embedded Coder® のライセンスと ERT ターゲットが必要)。

  • [トレーサビリティ レポート] セクションでは、リストされている [追跡可能な Simulink ブロック/追跡可能な Stateflow オブジェクト/追跡可能な MATLAB スクリプト] に対して、追跡できない [削除された / バーチャル ブロック] を考慮することで、モデル要素とコード間の完全なマッピングが得られます (Embedded Coder のライセンスと ERT システム ターゲット ファイルが必要)。

  • [静的コード メトリクス レポート] セクションでは、生成コードの統計が示されます。メトリクスは、生成コードの静的解析から推定されます。

  • [コード置換レポート] セクションでは、置換の各インスタンスと置換をトリガーした Simulink ブロックの間のマッピングを提供して、コード生成の間に使用されたコード置換ライブラリ (CRL) 関数を確認することができます。

[生成されたファイル] セクションでは、モデルから生成されたソース コード ファイルの名前をクリックすると、MATLAB® Web ブラウザー ウィンドウ内に内容を表示できます。表示されるソース コードには以下の機能があります。

  • グローバル変数インスタンスはその定義にハイパーリンクされます。

  • トレーサビリティ オプション [コードからモデルに] を選択すると、表示されているソース コード内のハイパーリンクで、コードが生成されたブロックまたはサブシステムを表示できます。ハイパーリンクをクリックすると、Simulink モデル ウィンドウで関連するブロックまたはサブシステムが表示されます (Embedded Coder のラインセンスと ERT システム ターゲット ファイルが必要)。

  • トレーサビリティ オプション [モデルからコードに] を選択すると、モデル内のブロックに対して生成されたコードを表示できます。HTML レポートでブロックの生成コードを強調表示するには、ブロックを右クリックし、[C/C++ コード][C/C++ コードに移動] を選択します (Embedded Coder のライセンスと ERT システム ターゲット ファイルが必要)。

  • [コード生成][検証] ペインで [コード カバレッジ ツール] パラメーターを設定した場合は、HTML コード生成レポートで生成コードのコード カバレッジ データおよび注釈を表示できます (Embedded Coder のライセンスと ERT システム ターゲット ファイルが必要)。

オフ

ファイルの概要を生成しません。

推奨設定

アプリケーション設定
デバッグオン
トレーサビリティオン
効率性影響なし
安全対策

推奨なし

プログラムでの使用

パラメーター: GenerateReport
型: 文字ベクトル
値: 'on' | 'off'
既定の設定: 'off'

バージョン履歴

R2006a より前に導入